表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん+女の子とご主人様
954/1098

 ど-581. 覚醒その1

……スィリィさんも暴走開始?

「……」



「……」



「……」



「……」



「……ねえ」



「……?」



「いい加減、何か言ったら?」



「???」



「ああ、もうっ。何でこの子はこうも無反応なのっ!? ……その癖何故か妙に放っておけないし」



「……頑張って」



「貴女に言われたくないわよ!?」



「……(こくこく)」



「っ――はぁぁぁ、もう、一体何なのかしら、この子」



「……アルア」



「うん、それは分かってる。貴女の名前が“アルア”って言うのは、もう聞いたから」



「……(こくん)」



「……これもそれもどれも全部、レムの所為よっ、ホントにもう……全部全部、レムの所為なんだからっ」



「……(こくん)」



「そうよね? 貴女もそう思うわよね?」



「……(こくん)」



「それにしてもどうしてかしら? ちょっとはぐれただけなはずなのにこうも全然、逢えないなんて……もしかして、私避けられてる?」



「……」



「え、いや、そ、そんなことないわよね?」



「……?」



「わ、私別にレムから嫌われるようなこと……結構してるかも?」



「……(ふるふる)」



「え、もしかして本当に? 私、実は嫌われてるの?」



「……(ふるふる)」



「ならどうしてレムの事が見つからないのよっ!?」



「……(こくん)」



「や、やっぱりレムに嫌われてるとしか……」



「……(ふるふる)」



「――そうよね、つまりは、そう言う事なのよね」



「……?」



「嫌われてる? それがどうかしたって言うの……上等じゃない」



「……」



「嫌われてるなら嫌われてるで……そう、“調教”すればいいだけじゃない。――簡単な、事じゃないの」



「……(ふるふる)」



「――そうと決まれば……いえ、初めから、躊躇う必要なんて何もなかったのよね」



「……!」



「…………【冰頂】」






『――ふっ、スィリィ・エレファン。我らの間に言葉は無用です』






「……(ふるふるふる)」






「何をしたって無駄よ、アルア」



『何を言っても無駄ですよ、【燎原】』






「……冰頂」



「――“世界よ、飛礫となり私の僕と成れ”」









『検索、検索、検索――見つけた』






「――待ってなさい、レム・アイリアス。すぐにでも、私の目の前に這いつくばって『愛してる』って言わせてあげるわ。ふふ……ふふふふっ」



「……、……?」


アルアは常に傍観者。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ