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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん vs ご主人様
553/1098

ど-355.こんな話を知っているか

ルーク・サリウス・・・現在ギルドを仕切っている長なヒトらしい。リッパーにぞっこんホの字で、この地位もそもそもリッパーに見合うためだけに手に入れたモノだとか。

地竜・・・メイドさん曰く、地を這うでっかいトカゲだとか。一応ドラゴンぽいものなので、強い野性生物。倒せば英雄とかになれるかも?




「そう言えば旦那様、このような話を知っておりますか?」



「あん?」



「とある街の伝説なのですが――」



「実はその伝説を作ったのはお前です、とかないよな?」



「……」



「……」



「……そのような事も御座いました」



「おい」



「と、この様に笑えない冗談は置いておくとしまして、」



「本当に冗談か……?」



「些事です。私などが作る伝説の一つや二つ、旦那様と比べれば他愛もない小事でしか御座いません」



「伝説を一つや二つとか言ってる時点で十分に異常だと言う事に気づけ」



「旦那様には敵いません」



「……、いや、俺別に伝説とか作ってないし」



「知らぬは本人ばかりなり、とは様にこの事ですね?」



「……あのー、つかぬコトを伺いますが、俺の伝説ってたとえば?」



「永久首の事を知っておりますか?」



「永久首? 確かすっげぇ極悪の賞金首とかがギルドから世界的に指名手配されるんだよな。んで、生死問わずの目撃情報だけでも金になるという……」



「はい、流石旦那様。ご自身の事は正しく把握しておられるのですね?」



「……や、ちょっと待って下さいよ?」



「何で御座いましょうか、旦那様」



「今、ものすごく聞き捨てならない事があった気がするのですが?」



「別段、取り立てる様な事は申し上げておりませんが?」



「いや、永久首が、俺本人の事とか、」



「ちなみに旦那様の目撃情報の報酬は飴玉一つです」



「安っ!? 何その報酬、逆に安すぎて気になるんですけどっ!?」



「ちなみに生死問わず、捕まえてギルドへ連行すれば金貨2500枚が貰えます」



「高っ!? つか今度は高すぎると言うか、そのギャップは何!?」



「そして報酬は旦那様のへそくりからねん出されているので日に日に増加していきます」



「いや待てよ!? つーか、何で自分を捕まえた報酬を自分で出すとか訳分からない事をしなけりゃいけないわけ!?」



「さて、それは旦那様のお考えですので、私には理解はできますがわざわざ指摘するような事も御座いませんでしょう?」



「いや! なんでいつの間に俺が自分で自分を指名手配とかした事になってる口調なわけ!? どう考えても原因はお前しかいないだろうが!!」



「ばれてしまっては致し方ありません」



「ばれるに決まってるわ!!」



「ちなみに旦那様はS級指名手配犯、罪状は冤罪となっております」



「……罪状が冤罪とかって、おかしくね?」



「仕方ありません。本当の事ですから」



「冤罪って分かってるなら手配止めようよ!?」



「ギルド長の許可がおりません」



「ギルド長? ……えっと、確か今のギルドの長って――ルーク、だったか、確か」



「はい。ルーク・サリウス様に御座います。許可が欲しいのでしたらご自分の足で向かわれてはいかがです?」



「……止めておく。ルークの野郎、勝手にリッパーに振られた癖に俺の事逆恨みしてるからな。誰が好き好んであんな野郎のいる所に近づくか。……そもそも、指名手配受けてるなら俺近づけないだろ」



「そこは問題ありません」



「なんで?」



「来るものを皆なぎ倒せば良いだけです」



「お前じゃないんだからそんな事しないっての」



「失礼な。私もそのような事は致しませんとも」



「どうだか。銀髪のメイドさんが暴れ回ってた、とかいう噂をいくつか聞いた事があるぞ?」



「……はて? 恐らく、相手方がしつこかった場合でしょう。ああいう輩は自分の悪さを棚に上げるものです。旦那様もいくら単純とはいえ鵜呑みにしないで下さいませ?」



「んな……鵜呑みにしねぇよ。ただどんな理由があれ、お前が誰かを薙ぎ払ってたという事実があるだけだ」



「私に色目を使って良いのは旦那様唯お一人だけですので、仕方ない事かと」



「……ふむ、ならしょうがないか」



「はい、しょうがなかったのです」



「……、なあ、そう言えば永久首とかの方へ話しがずれたが、結局お前は何が言いたかったんだ?」



「あぁ、はい。実は最近、この近辺に獰猛な地竜――要は鈍重なだけの地を這うトカゲですね、が出没するとの噂があったのでお気を付け下さいと、申し上げようと思っておりました」



「……つまり、何か今俺たちの目の前でこっちをじっと見ているバカでかい地竜の事かな?」



「はい、そうなりますね」



「……逃げられるか?」



「旦那様、ふぁいとっ」



「いや、普通に竜退治とかは無理だろ? そもそも何で俺一人にやらせるような話前提になってるんだよ、お前は」



「旦那様、ふぁいとっ♪」



「そんな清々しい作り笑顔で言われてもなぁ……っ、来たぞ!?」



「旦那様、ふぁいと、お~♪」



「まだそれかっ、てか本気でテメェはやる気がないのかっ!?」



「ドラゴンスレイヤーなんて、伝説っぽくありませんか?」



「ぁ、うん。それは確かに……」



「ではご健闘を、旦那様」



「……、無理だってっ!!」





「…………とは言っても旦那様は既に、本来の意味とは多少異なりはしますが、ある意味ではドラゴンスレイヤーではあるのかもしれませんがね」


むぽー!!!!




あの娘に聞く!~あなたにとってのレム君は?~

-三人目【アレクセの場合】-

「レム様? うん、良いヒトだと思うよ? ――そう言う意味じゃなくて? うんと、それならレム様は私にとって……優しい御主人様、かな? ああ見えて私たちの事をよく見ててくれるし、何よりぬいぐるみとかいっぱいくれるから……ぇ、これもちょっと意味が違うの?」


補足:『アレクセ』護衛部副長。サカラに次いで腕が立つ。性格は厳格なサカラとは正反対で結構おおざっぱ。でも可愛いもの好き。登場話、ど-77あたり。


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