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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん vs ご主人様
535/1098

ど-344. 体調が悪い


頭痛い、だるい、ぼーっとする。

……うん、風邪だね。





「……やべっ」



「如何されたのですか、旦那様」



「んっ……身体がちょっと熱っぽい」



「おお、旦那様。死んでしまわれるとは情けない」



「死んでねぇよ。ちょっと風邪ひいたかもってだけだ」



「原因はアレでしょうか、先日裸同然の恰好で木に吊るされて一夜を過ごした事? それとも氷の浮いている見るからに冷たい湖に潜って、服も濡れたまま放っておいた事? いえいえ、もしかすると昨日、寒夜だったのをこれ幸いに旦那様に添い寝した事が原因でしょうか?」



「俺、それだけ酷い目に遭ってて今までよく体調崩してないよな」



「流石は旦那様」



「嫌な褒められ方だ。……あと、流す気は一切なかったんだが昨日添い寝とかって、その驚愕の事実は一体何だ?」



「お気づきになられませんでしたか?」



「日中の、重労働も明らかに通り越したオーバーワークでな。朝までぐっすりと眠らせてもらったよ」



「はい、大変安らかに眠っておられました。それはもう、まるで死んでいるように」



「と、言う訳だから一切の記憶がない。添い寝してたとかって冗談とかじゃなくて、本当に?」



「……はい」



「その意味有り気〜、に照れるの止めてくれませんか? まるで一夜の過ちがあったみたいに思えてくるから」



「……過ち、なのですか?」



「……いやいや、待て待て。俺はぐっすり眠ってた、これは絶対だ。その上で俺が何かをするという選択肢は無い……はずだ」



「そうで御座いますね、このヘタレ野郎」



「いま、何か凄い暴言を聞いた。つーかそれが旦那様に向かって言う言葉かっ!?」



「おや、違うとでも仰るおつもりですか?」



「……ふっ、いいだろう。俺がその気になったりしたら、どれだけ凄い事が起きるのか、後悔してからじゃ遅いからなっ!」



「では――後悔させないで下さいませ?」



「よし、言ったな? 俺はちゃんと聞いたからな? 後からそんな事言ってませんーとか惚けるのは無しだからな!?」



「……それは私の科白です、旦那様」



「よぉぉしっ! それじゃあ早そ……、れ?」



「旦那様?」



「やべぇ。熱っぽい事忘れてはしゃぎすぎた。熱、本当に出てきたかも」



「お戯れが過ぎるからで御座いましょう、旦那様」



「俺、ちょっと休むわ」



「はい。旦那様のお身体の為にも、そして私の為にも、そうして下さいませ」



「ああ。……て、お前、実は分かって言ってただろう?」



「……何の事でしょう」



「俺の調子が悪いのを分かってたから、『襲ってみたら?』とか挑発的な事を言ってやがったな?」



「そこまで大胆な言葉を言った覚えは御座いませんが……さて?」



「うぅぅ〜、だーまーさーれーたー。……ゃ、もうマジで休むわ。お休み」



「はい、お休みなさいませ、旦那様」



「ん」



「…………、ふぅ、それにしても、騙すなんてそんな事、……――軽々しく言っているはずがないじゃないですか、旦那様のおおばか」




おお、勇者よ、死んでしまうとは情けない。



愚痴ノート選抜

『旦那様が体調を崩したようだ。私も心配だったけれど、アレは一体どういうことだろうか。

私に会う子、会う子が全員、旦那様の身体の調子は大丈夫なのかと真っ先に聞いてきた。いつもは旦那様なんて、と言う態度をとっているのに、いったい誰に似たというのか。

判ってはいましたが、実は凄い人気があるのですね、私の旦那様は。



皆を心配させすぎない為にも、一刻も早く元気になってくださいませ』


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