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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o ご主人様の暴走
378/1098

26, どれいと救出!

〜これまでのあらすじ〜

リリアンと対面まであと一歩、でも敵(?)も一筋縄ではいかず、救出たいの面々は実は結構ピンチな状況になってしまっています。

で、満を持して登場した灼眼の剣士ラライ(+レム君)ワールドランキングのお方が現れて状況は一変です。

さあ、これで本当に救出まであと一歩!


セミリファ・・・リリアン救出に選ばれた、副将軍な地位のヒトで、副将軍は四人しかいないので結構偉い、そして強いはず。リリアンには到底及びませんが。

リン&マーサ・・・救出隊その2、その3.今回はちょっと出番がない。

レアリア・・・ツンデレのツン120%なレム君の奴隷。実はカトゥメ聖国の次期聖王の、父親違いの姉だったりするお方。ちなみに本人は王族とかではない。

アル・・・しゃべれない女の子。レム君の奴隷。先頭に“愛の”は今のところ付いてない。

ラライ・・・灼眼の剣士。世界最強のうちの一人。一応ほぼ敵なしと言ってもいいかもしれないのだが、睡魔には勝てた事はない、寝ぼけたお姉さんである。

リリアン・・・軍事大国アルカッタのお姫様で、現在攫われ中。世界的にも十強のうちに入る強さのはずなのだが、何故か現在捕まっている。


レム・・・説明が面倒なので略。一応主人公、のはず。


「さてと。それじゃ、ラライが護衛さんたちの相手をしてくれてるって事で、俺達はリリアン救出に出向くとするか」



「ちょ、アイリアス。彼女一人にあの相手は無謀すぎ」



「ああ、無謀だな」



「な、なら――」



「セミリファの言うとおり、ラライ相手のあの程度の実力と人数で挑もうなんて無謀もいいところだ。相手にもなりゃしない」



「って……ぇ?」





「――さて、次は」



『――』



「……と、もう終いですか、情けない。それにこれじゃ全然、レム様に良いトコ見せられないじゃないですかっ」





「そんな事はないぞーラライ。十二分に鮮やかだったぞっ」



「ぇ、何、嘘……一瞬、で? あの相手を……!?」



「な? 言った通りだろう。あの程度の相手なんてことはない。ラライを相手にするなら人数で攻めるんじゃなくて、最高精鋭数人で力押しするべきだな」



「……これが、あの“灼眼の剣士”の実力だって言うの?」



「ま、そうだけど驚くほどでもないだろ。この程度の事、リリアンだってできるんだぞ。ラライなら時間がちょっと早くなる、程度じゃないか」



「……程度、じゃないわよ。それに、そう言うあなたはどうしてそんなに偉そうなのよ、アイリアス?」



「ゃ、別に偉そうにしてるつもりはなかったんだけど」



「雰囲気が何か上から目線な気がする」



「気がするって、それで何で俺は責められてるの!?」



「それと何となく気に喰わない。姫様の事も相変わらず呼び捨てだし」



「だからそれは俺が悪いってわけじゃないってのっ、あと何となくってのは何だ!!」



「何となくは何となくよ。それよりアイリアス、焼いて良い?」



「ダメに決まってるだろうがっ、つかどうしてそこまでみんなして俺を貶めたがるんだよっ!?」





「多分人徳だと思いますよ、レム様?」



「人徳ですね、レム様っ!」



「だ、そうよ? 良かったわね、レム」



「流石、犯罪者さんですね?」



「……(こくん)」





「んな人徳いらねぇ!? つかラライ、リンにテッラ―にレアリア、はこの際として……アルまで!? どうして満場一致でそんな答えになっちゃってるんですか!!」



「アイリアス、強く生きなさいね?」



「口元笑ってる! セミリファはそう言いつつ口元が笑ってるからっ!?」



「ならさっさと死に晒せ」



「……どうして、世間ってこんなに俺にばっかり冷たいんだろうなぁ」





「「「「「自業自得」」」」」



「……(ふるふる)」





「うおぉぉ、てか、泣いてもいいですか? 泣いていいよね、俺」



「勝手にすればいいじゃない」



「なら勝手に泣かせて……、いやいや、こんな脱線ばっかりしてないで、折角邪魔者も片付いたんだからさっさと攫われのお姫様とご対面とと行こうぜ?」



「っ、そうよ! もうっ、アイリアスの所為で無駄な時間を喰ったわ!!」



「もう何でもかんでも俺の所為ですか、そうですか。もー、それでいいよっ」



「さっ、こんな馬鹿な男は放っておいて、早く姫様を――」





「ま、待って下さい、セミリファ様!!」





「――って、何かしら、マーサ?」



「ふっ、セミリファ、危なかったな。実はその扉には仕掛けが施してあって、下手に触れると死んでたぞ、お前」



「……本当なの?」



「いや、適当に言ってみただけだ!」



「ふざける、なっ!!」



「ぶぇっ!? ……つつっ」



「……ふぅ。それでマーサ、一体どうしたの?」





「……えっと、そのですね、つい今し方レム様がぶつかられた扉なんですけど、レム様が仰ったとおり、その、仕掛けが……」





「――え゛?」



「それは……危なかったわね」



「いやちょっと待てお前ら? ちょっと待って下さ――ぅぉぉ?!?!」



「ありがとうね、マーサ。貴女が忠告してくれたおかげで助かったわ」





「いえ、そんな事は……」





「って、お前ら人を放っておいて何物騒な会話をしてやがりますか!?」



「……アイリアス、どうして何ともないの?」



「いや、罠が発動する寸前でラライが助けてくれたんだよ。流石『最速』の剣士の名に伊達はないよな。おかげで九死に一生を得たわけだがっ! ……本当にラライが此処にいてくれて助かったぜ」





「いえ、そんな。私は当然の事をしたまでです、レム様。……触れてしまいました。レム様に触れてしまいました。どどどうしましょう??」



「……?」



「りょ燎べっ!? ゅ、油断しました――」



「……(こく、こく)」





◇◇◇





「……さて、と。ほら見ろそら見ろしかとみろっ、つかそこで傍観してるレアリア!! 本来はラライじゃなくて、俺の奴隷たるお前が実を呈してでも俺を助けなきゃいけなかったんだぞ、それを……お前、微塵も動いてないどころか、俺が助かった瞬間舌打ちしやがっただろうがっ、俺はちゃんと見てたんだからなっ!!」



「……ちっ」



「うわっ、このやろう、改めて舌打ちしやがった。どういう教育受けてるんだよ、お前。それとも俺に恨みか何かでもあるのか? そこまで俺が嫌いなのか?」



「正直に言って良いの?」



「いやごめん、言わないで。聞きたくない答えが返って来そうな気配がびんびんだから」



「そう、賢明ね」



「若干、既に答えを聞いてるのと同じな気もするけど……まあ気にしないのが吉だよなっ!」



「気になるなら言ってあげよっか?」



「結構だ!!」



「そっ。……ちっ、残念」



「なんかレアリア、遠慮がなくなってきたよなぁ」



「それだけあんたに気を許したって事でしょ。光栄に思いなさい」



「これって、気を許してるって言うのかな? 扱いがぞんざいになってきてるだけの気もするんだけど」



「その通りよ。よく気づいたわね」



「お願いだから否定して!?」



「嫌よ」



「……くそぅ、レアリアの奴め。あとで覚えてろよ。リリアンを救出した後で、絶対に嫌ってほどにこき使ってやるっ」



「もう忘れたわ。レムも忘れなさいよね?」



「酷っ!? くそっ、こうなったらリリアンの奴を最初に救出して、思いっきり恩を売りつけてやるっ!!」



「ちょ、レム――!?」






◇◇◇






「どけどけぇー!!」



「なっ!? アイリア――」



「リリアン、今助けに来、……御免なさい、お邪魔しました」



「は? アイリアス、あなた一体何を。それよりも、姫様は無事なの?」



「ごめん、俺にはちょっと無理だわ」



「それってどういう意――」







「――今のは誤解ですわ、レム!!!!」







「姫様!? ご無事で――」




「……よぅ、リリアン。いや、俺はああいうのには理解ある方だから、そんなに気にするな。な?」



「ちょ、だからアレは勘違いで――」



「いやいや、俺に気を使う必要はないから」



「誰もレムに気を使ってなどいませんわ!!」




「ひ、姫様……?」


26回目にしてようやく、そして今までのお話でも初めてリリアン姫様のご登場。……ほんのちょっぴりですけど。


しかし、結構場が混乱してますな〜、と言うよりも人数が多いと誰が何を離してるのか訳分からないし。

一応補足説明だと最初の方がレムとセミリファの会話で、最後ちょっと前に入ってるのがレムとレアリアの会話です。


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