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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o ご主人様の暴走
370/1098

ど-253. ふと思った事がある


今日も、元気です




「旦那様は最近、硬くなられましたね?」



「硬くって……いや、それ程でもないけどなっ」



「何を嬉しそうになっておられるのですか」



「いや、何となく?」



「……では少々言いなおさせて頂きますが、最近旦那様はお体が丈夫になられたのではないですか?」



「ん? そうか。別に何も変わってないと思うんだが」



「いえ。折った指が直ぐに治ったり、大規模な爆発に晒されてもかすり傷一つしか負わないというのは以前の旦那様では考えられませんでした」



「ふははっ、それは俺の素敵加減が大幅にアップしたからだな」



「と、言うよりもヒトとして考えられません」



「凡人には分からんのだよ、凡人には。俺が素敵すぎて『レムくんって素敵♪』程度にしか思えないんだ」



「そーですね」



「そうともさっ!」



「……それで、その素敵加減とやらが上がったとして、なぜ体が丈夫になる事と繋がるのでしょうか?」



「それはアレだ、俺が素敵すぎるから世界が傷つく事を許してくれないのさっ」



「……微妙にありえそうな発言が非常に怖いのですが」



「怖がることはない。俺に全てを任せておけば上手くいくっ!」



「それは、はい。そうで御座いましょうね。その点に関しましては微塵たりとも疑った事、疑念を抱いた事すら御座いませんとも」



「と、言う訳だから問題無しだ」



「そうですね。では早速ですが、どこまで旦那様がご無事でいられるか、確認してみましょうか」



「ふっ、お前が俺の身体を試したいというのであれば潔く受けてたってやろう。だが俺はそれほど優しくないからな、覚悟はする事だ」



「何の覚悟でしょうか?」



「敢えて言うなら……――俺の魅力に酔いしれなっ」



「旦那様はご自身の魅力に大変酔っておられるご様子」



「ふふっ、これはまた上手い事を云う」



「恐縮です。ですが旦那様、私は感じるまま、思うままを、ただ言葉にしただけに御座います。褒められるほどの事では御座いません」



「そうか。つまり 俺のあまりの魅力がお前につい上手い事を言わせてしまったわけだな?」



「そうと言えなくも御座いません」



「あぁ、全く罪な俺。存在するだけで周りをこんな……いっそ俺なんていない方が――いや、だが俺の損失の方が世界にとっては重大な罪だぜっ!」



「旦那様の罪はこの際興味が御座いません」



「まあ、それもそうか。つかこんなところで俺の魅力を語ったところで一厘も伝わらないからな。俺の魅力はその存在感と行動で示すべしっ、だ」



「はいそうですね。確かに旦那様の素晴らしさはその行動と存在の在り方のみで語るのが一番かと」



「と、言う訳で早速お前に申し込む事があるっ!!」



「何でございましょうか、旦那様?」



「ちょっと一緒に出かけよう。つまりデートのお誘いだな!」



「……はい、では謹んで、その申込みをお引き受けいたします。――私の旦那様」




レッツ、ピンキングー!

……ゃ、別に何の意味もなく、思いついた言葉を書いてるだけですけどね?



とあるお嬢さんの寝言一句(+アルーシアの溜息)


「……レムは服のセンスがないのです」


「ででででーと、ですかっ!!」


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