ど-XXX. あくる日
ちょっと休んだって、いいじゃない。
今回はかなり短いです。
「くっ、こんな屈辱……殺せっ殺すならさっさと殺せ!!」
「興味ねぇな。俺はお前が突っ掛ってきたから相手したまでだ。第一場所を知られたから殺すなんて理由で殺されてたまるか。俺は寝床を探してただけだ。てか、煩いなお前」
「このっ、人間如きにわたしが…」
「せっかく簀巻きにしてやったのにまだ足りないのか?」
「黙れっ。こんな、屈辱的な恰好をさせておいてただで済むと思う…」
「だから、聞こえなかったか?もう一度言ってやるけど、黙れって。煩い」
「人間如きがわたしに命令する――っ!?」
「…ふぅ」
「な、な、な、な……何をする貴様っ 」
「何?煩かったから口移しで黙らせる薬を飲ませただけだ」
「………」
「お、やっと静かにな」
「こ――殺してやる!!!このっ」
「……無駄か。と、言うよりもこころなしか前よりもひどくなった気もしないでもないが。まあ、出来るならやってみろ。だがそろそろ痺れが回ってきたはずだぞ」
「くっ、薬程度でわたしを縛り付けれると思ったら勘違いだ…ぞ?」
「だから如何でも良いと言っている。逃げるつもりなら逃げろ。俺を殺すつもりなら殺してみろ。ただ今は黙れ、煩い。俺は寝るためにここにきたんだ」
「ぁ、く……な、んで……から………」
「やっと効いてきたか。けど、まあお前人間じゃなかったんだな、さっきの言葉から考えるに。道理で薬の効き目も悪いわけだ…一晩くらいは持つか?」
「………」
「じゃ、お休み〜………ぐぅ」
「――!!!!!」
本日の一口メモ〜
今回も本編から見て昔の話。
誰と誰の会話かは相変わらず内緒。ちなみにホロン・アーク・プリムさん(ど-XX登場)ではないのであしからず。
追記・並びにちょっと質問:
長編、想定よりも長くなりそうで、できたら一気にアップしようかな、と思ってたのですが、できたのからアップしていった方がいいのかな?な?
そう言う人がもしいたりしたら、一言でいいので催促をください。順次上げていく事にします。いなかったら完成まで上げないし、当分先になるけどね?