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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん+幼女とご主人様
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ど-184. とある下僕様の報告2


ひみつ――



『レム様お久しぶりです。私たちは元気でやっていま――




「下僕一号様?」


「あれ、シャトゥちゃん、どうしたの?」


「何となく録画を始めてみました」


「……どうして私が手紙を書いてる時に限ってそう言う事するんでしょうか?」


「下僕一号様、どうかしましたか?」


「ううん、何でもないよ」


「そうですか。それで下僕一号様は何をなさっておられるのですか? ちなみに私は最近勘も働かず暇なのでちょっと下僕一号様と遊ぼうと思って来ました!」


「相変わらず元気だね、シャトゥちゃん」


「……私ってそれしか取りえがないですか?」


「そんな事は言ってないです」


「ところで下僕一号様、私に構ってください」


「ちょっと待っててくれればあそんであげるけど。今私忙しい…」


「なら仕方ない。ところで下僕一号様、私に内緒でレムに密書とか送ってない?」


「ど、どうしてそんな事聞いてくるのかな?」


「何となく? 敢えて言うなら私の勘です」


「……そ、そんなことはないよ〜?」


「そうですか。ならいいのです」


「うぅ、良心が痛みます」


「下僕一号様、苦しそうだけど大丈夫なの?」


「うん、大丈夫…だから少し放っておいて。お願い」


「う、うむ?」


「……やっぱり、シャトゥちゃんに断りだしてから手紙を書いたほうがいいのかなぁ。はぁ〜」


「……、ぴーす?」


「シャトゥちゃん、どうしたの?」


「何となく誰かに見られている気がしたのでちょっとポーズをとってみた」


「……ぁ!!」


「下僕一号様、どうかし――




ではレム様そう言う訳ですので失礼しました







「シャトゥに隠し事は無理だって事、早く学んだ方がいいぞ、ファイ」


「ちなみに旦那様も、私に隠しごとをしようなどとは思わない方が良いですね?」


「うん、そうだね。…元より俺のプライバシーなんて撲滅してるけどなぁ」



シャトゥに隠し事はできません。基本的に直感で全てを当ててしまうスーパーガール。

旦那様も隠し事はできません。レム君の場合は単にプライバシーが存在してないだけ。



とあるお方のコメント×2


「ふふっ、この私に隠しごとをしようなんて一生早いのです」


「まぁ、そうですよね。それに私は女神様と違って隠しごとをする必要もありませんし?」


「…それはどういう意味、出来損ない?」


「私にやましい所はないって言ってるんですよ」


「つまり私にはある、と?」


「そう聞こえませんでした、女神様?」


「言わせておけばこの出来損ない、随分と思いあがった態度に出ていますね?」


「思い上がり? 私は正直に心の内を語っているだけですけど?」


「……正直、ね。だから愛し子はあのような性格に育っちゃったのか」


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