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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん+幼女とご主人様
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ど-173. とあるお方の手記1


ちょっと趣旨変え?



『レム、私は元気です。レムは病気ですか?


最近は滅法暖かくなって来て、服を着るのが煩わしくなってきた今日この頃です。


今日は近況報告と私の偉大さ加減を知らしめるために手紙などと言うものを書き記してみました。初体験でどきどきです。


こうして文に思いの丈を綴っていくのも風情?があっていいものですね。そして私は偉大です。


話は変わりますが今日は初めてヒトの街と言うモノを見ました。ヒトがいっぱいで皆私の為に働いてくれているいい子ばかりで感心しました。


だから皆さんを褒め称えてみたのですが、すると皆さんから可哀想な子を見る目で見られました。なんででしょう?


世の中は不思議な事がいっぱいですね。



あと、少し大通りから離れた所を歩いていると悪人がいたので少しだけ懲らしめておきました。


女の子と男の子をいっぱいの、レムとは違って逞しい(ムサ苦しい?)男の子たちが刃物を持って囲んでいました。これって悪人って事ですよね?


怪我はしてないので心配いりません。ついでにレムの心配はもっと要りません。館の皆に比べればこの子たちはすごく簡単にあしらえました。


もしかして私って強い?強いですか??


でも、いい事をするのは気分が良いものです。助けた女の子と男の子も私の事を尊敬の眼差しで見つめていました。人気者は困ったものです。


こうして私の偉大さ加減をヒトの子ら全てに轟かせるように、小さなことからこつこつと頑張っていこうと思います。



少し短いですが、近況報告を終わります。あまり長いとレムに余計な事をかぎ付かれそうで怖いのです。




私は病気も怪我もないです。レムはそろそろ死にそうですか?


書き忘れましたけど、下僕一号様もなにか伝えたい事があるそうです。私に内容を教えてくれないのは困りますが、変な事が書かれていたらお伝えください。お願いします。




かしこ




レム様、助けて下さい。シャトゥちゃんは元気があり過ぎてあり過ぎてあり過ぎて、命がいくつあっても足りません。レム様の日頃のお気持ちがわかるようになってきました。

このままでは私死んでしまいます。お願いしますから、どうか私に――(以下、文字が乱れて読解不能)





「……うん、まぁ、頑張れ、としか俺には言えないわな。でもファイの奴なら多分大丈夫だろ。…よな?」



「私は存じません」


とあるお方 → シャトゥ

下僕一号様 → ファイ

もう一つの連れ → ルルーシア(飛竜)


シャトゥは言葉遣いが丁寧です。レム以外で。だから手紙は丁寧に。

ついでに一人称も変わってます。シャトゥの心意気で。


ちょい続く?


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