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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん+幼女とご主人様
259/1098

ど-167. 朝だー!!


そして目覚めます。





「憎々しい朝だ」



「起きるなりとんだ御挨拶だな、シャトゥ?」



「起きたら目の前にレムがいる事に吃驚?」



「いや、びっくりしたのと今の発言は全く関係ないからな?」



「うむ。本音がちょっぴり漏れただけです」



「なお悪いわ」



「それでレム、聞いていい?」



「ああ、良いぞ。ただしそのあと俺の方からも質問がある」



「身体はどこも痛くないです?」



「…いや、俺が聞きたいのはそう言う事じゃない」



「違和感はない?」



「そう言う事でもない。てか俺の事はいいから、まずシャトゥの質問を聞こうじゃないか」



「うむ?我はどうしてレムの部屋にいるの?連れ込まれた??」



「じゃあ質問に質問で返すようで悪いが俺の方からも質問だ。…どうしてシャトゥがここにいる?」



「レムが連れ込んだから?」



「連れ込んでません。お陰で俺は朝からあいつにぶっ飛ばされかけるし、散々だ。大体シャトゥを連れ込んでも俺にメリットがない」



「我の溢れ出る魅力?」



「眩しくて涙が出るな?」



「レムに貶された気がするのは気のせいです」



「いちいち口に出すな」



「では気のせいでない?」



「気のせいだ。そう言う事にしておけ」



「うむ?分かりました」



「んで、質問に戻るけどシャトゥ、本当に何にも心当たりはないか?――お前の魅力云々は永遠に捨てておくとして、だ」



「うむ?うむ??……昨夜にヒト肌が恋しくなって彷徨った、気がする」



「それはそれで危ない癖だな?」



「するとレムが現れてこう言った気がする。“おいで、シャトゥ。今夜は寝かせないよっ”…うぅぅ」



「それは間違いなく夢だ、シャトゥ」



「うぅ、う?…よかった。あんな輝いてるレムなんてレムじゃないのです」



「…一体どんな夢を見てたんだ?」



「レムが素敵に見えた夢でした。…だから夢なの?」



「んなオチはつけなくていいから。それとシャトゥ、起きたんならもう俺のべっどから出ろ。じゃないと動きが取れない」



「うむ?……うむ、そうしないとレムに奪われてしまいます」



「ああそうだね。だから早く――退け」



「うむ!…とうっ。……そして着地成功?」



「ああ、無駄に見事な空中三回転だったな。さすがシャトゥ」



「うむ!」



「…ふぅ、これでやっと俺も起きられる」



「ではレム、我は往きます!そして世界をこの手中に!」



「……何つー物騒な事を朝っぱらからほざいてるかな、あいつ。完全に不可能じゃないところが余計に怖いぞ、おい」




格好のいいレムは全部夢に決まってる。

あと今更ながらにシャトゥの身体機能は規格外の高性能です。



旦那様の今日の格言

「寝言は夢の中だけにするように」


女神さまの本日のぼやき

「先ずは既成事実、そのあとはどうとでもなるのにっ…」


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