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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん+幼女とご主人様
230/1098

ど-141. 本日も無事です


初めての…





「レムが倒れた!」



「…少し静かにしてくれ、シャトゥ」



「レム、大丈夫なの?」



「ああ、軽い脱水症状だったからな。もう問題ない」



「うむ、それはよかった。でも残念」



「何が残念なんだ?まさか俺が倒れて大事じゃなかった事が…じゃないよな?」



「違うぞ。レムを倒すのは我の悲観だったのに母様に先を越された」



「…悲観、じゃなくて悲願だな、この場合は。それと俺は別にあいつに倒されたわけじゃない」



「うむ、それくらい我も承知している。でも悔しい…気がする」



「何だ、そりゃ?」



「我にもよく分かりません。でもレムが無事で良かったというのは本当」



「それはありがとな。素直に嬉しいぜ」



「レムに感謝されてしまった、我は、我はどうすればよいのでしょう?」



「素直に受け取ってくれればいいんじゃないのか?」



「うむ?…うむ。我でもレムを悦ばせる事ができました。…ぽっ」



「…待て。今のは何かおかしくなかったか?」



「何の事?」



「………いや、俺の気の所為だったら、それでいいんだけどさ」



「うむ」



「ま、いいか」



「それよりもレム、我と戯れろ?」



「や、これでも俺倒れたばっかりなのですが…?」



「我は元気である!」



「だろうね。だからそうじゃなくて俺の方が元気じゃないのよ。判る?」



「レム、大丈夫!?」



「だから大丈夫…じゃないような大丈夫と言っていいような…」



「はっきりしない男は嫌いです。…と、母様が言うように教えてくれました」



「…はー。まぁ、また今度な、シャトゥ。俺の方は大丈夫な気がしないでもないけど、お前の“母様”の方から止められてるもんでな」



「うむ?母様から?」



「そ」



「なら仕方ない。我はこの住処を冒険してまいります」



「ああ、モノ壊したり迷子になったりしないようにだけは気をつけろよ?」



「うむ、任せて下さい」



「ああ。……って、言ったはいいけどやっぱり心配だな。一応、あいつには知らせておくとするか」





今日も今日とて元気です。

一応、少しずつ、本当に少しずつは成長していっている……のかな?といった具合のシャトゥです。



旦那様の今日の格言

「先ずは信用から始めるべきだ」


女神さまの本日のぼやき

「さあ、突撃です?」


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