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harem!〜カオス煮、いっちょ上がり!〜  作者: nyao
o メイドさん+幼女とご主人様
205/1098

ど-119. だるい


だるいのです。




「あー」



「どうした、レム?」



「シャトゥか。いや、何かやる気が起きなくってな」



「そうなの?」



「そうなんだ」



「……」



「……なあシャトゥ?」



「うむ?」



「何でじっと見つめてくるかな?」



「理由はない。なんとなく?」



「そっか、なんとなくか」



「うむ」



「……」



「……」



「って、やっぱり気になるな」



「照れる」



「何故に?」



「レムは我の事…好き?」



「いきなりどんな質問だよ、それは?」



「理由はない。なんとなく」



「そっか、何となくか」



「うむ」



「そうだな…シャトゥの事は好きだぞ?」



「うむ、我もレムの事は好きだ」



「そっかぁ、相思相愛だな、俺達」



「うむ」



「……」



「……レム」



「何だ?」



「詰まらない」



「そっか。俺もそれほど楽しくないな」



「なにかしよう」



「何をするんだ?」



「今、考える」



「がんばれよ」



「うむ」



「……」



「うむむ?」



「ぼけー」



「うむむむむ??」



「ほげー」



「うむむ、――アタック!」



「うおっ!て、何故にいきなり飛びかかってくる?」



「我のあいじょー表現?」



「そんな愛情表現はやめて下さいと切に願う」



「母様のまねをしてみた」



「だからだよ。そんな愛情表現の仕方は一人いれば十分だ」



「ならどうすればいい?」



「もっと素直な表現方法とか、あるだろ?」



「照れる」



「照れるなよ」



「レムはずるい」



「どうしてだよ?」



「きっと我の恥ずかしい姿を見て楽しんでる」



「…今のうちからそんな捻くれた考え方は止めような、シャトゥ?」



「我はいつも素直だ。母様もそう言ってる」



「そうだな、シャトゥは素直だよな。…素直すぎる気がしないでもないが」



「うむ?」



「いや、なんでもない。それにしても……ふー、疲れたな」



「レム、大丈夫?」



「ああ、大丈夫、大丈夫」



「…うむ、分かった」



「なにが分かったんだ、シャトゥ?」



「レム、ゆっくり休むといい。戦士にも休養は必要って母様も言ってた」



「俺は戦士なんかじゃないけど…ま、いいや。そっか、うん、分かった。それじゃ休ませてもらうわ」



「うむ、それが良い」



「ぽけー」



「……むぅ、詰まらない」





たまにはこんな日もある、と言う事で。



旦那様の今日の格言

「休息も時には必要て事だ」


女神さまの本日のぼやき

「…退屈です」


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