イタイ
自分がそこに居たいと思った時には対価がいる。
自分が居たいと思った場所に居続けるには努力が必要だ。
それが対価。
自身が居る場所に胡坐をかいているだけでは居場所は崩れて行く。
何かしらの行動をすることが大事。
その行為は痛みを伴う。
我慢をしなければならない。
愛想笑いを浮かべて、適当に相槌を打って。
時には愚痴を聞いて。
それは必要なもの。
自分を削りたくないと思う人と誰が一緒に居たいと言うのか。
相手を刻みつけて、自分は刻まれたくないと。
痛みを受け入れない人には誰もついてこない。
痛い、居たい。
その想いが人を繋ぎとめると言うのなら。
絆というものは痛みだろう。
本当に隣に居たい?
痛いこともあるけど、本当にここに居たい?
痛みを感じる覚悟がない人は、人と一緒に居るべきではない。
傷ついて、傷つけて。
痛いけど、それでもわたしはここに居たい。
それが人が人として暮らす為の対価だから。
痛みを受け入れて。
そこに居たいと思って。