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掛け言葉短編

イタイ

作者: RK

 自分がそこに居たいと思った時には対価がいる。


 自分が居たいと思った場所に居続けるには努力が必要だ。


 それが対価。


 自身が居る場所に胡坐をかいているだけでは居場所は崩れて行く。


 何かしらの行動をすることが大事。


 その行為は痛みを伴う。


 我慢をしなければならない。


 愛想笑いを浮かべて、適当に相槌を打って。


 時には愚痴を聞いて。


 それは必要なもの。


 自分を削りたくないと思う人と誰が一緒に居たいと言うのか。


 相手を刻みつけて、自分は刻まれたくないと。


 痛みを受け入れない人には誰もついてこない。


 痛い、居たい。


 その想いが人を繋ぎとめると言うのなら。


 絆というものは痛みだろう。


 本当に隣に居たい?


 痛いこともあるけど、本当にここに居たい?


 痛みを感じる覚悟がない人は、人と一緒に居るべきではない。


 傷ついて、傷つけて。


 痛いけど、それでもわたしはここに居たい。


 それが人が人として暮らす為の対価だから。


 痛みを受け入れて。


 そこに居たいと思って。


 

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― 新着の感想 ―
[一言] なんか分かります。 時々「なんでこっちがやんなきゃなんないんだ!!」と思っても我慢するしかないですよね。
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