200文字シリーズ 台風 [二百文字] 作者: 尖角 掲載日:2012/11/11 台風の足音が私に近づくの。 けれど、あなたは音が大きくなるにつれて、 私の下からどんどんと去ってしまうの。 台風は私の瞳を濡らし続ける。 一生をかけて泣き続ける私。 それを弱虫だと言うあなた。 それを聞いて、一層ひどくなる雨音。 それを聞いていてあなたは苦しくないの? これが別れと言うやつなの? これがフラれると言うことなの? 今日も、明日も、明後日も、、、 いつも、いつも、いつまでも、、、 私はあなたを待つだけの存在。