表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/12

第一章:彼氏がいて出会い系サイトにはまる

200X年 07月1X日


ピポパ…ピピ…ピポ…

私は携帯の出会い系サイトにハマっていた。

以前まで怪しいから見る事すらなかったのに…



「暇な子メールちょうだい☆」


「会える方いませんか?」


「セフレ募集!」



こんな書き込みが次から次へと増えていく。


私:いまいち良いのないな〜…写メも微妙ばっかり〜はぁ…


私には、遠距離恋愛の彼氏がいる。


彼は年令22歳で整備関係の仕事をしている、たかよし君。


たかよし君とは、私が高校一年の時知り合った。


私は高校二年で中退、プー太郎をし、その後カラオケ店と飲食店を掛け持ちしていた。


もちろん私が出会い系サイトをしている事は知らない。バレたらどうなる事か…


たかよし君は束縛、暴力がすごい。化粧、スカート、バイト代は俺に貢げ、常にメール、喫煙、友人宅へのお泊りも激しく怒鳴る程だった。


別れをきりだす事すら恐ろしく、ただ時が過ぎるだけだった。


私が出会い系サイトをするようになった理由は、優しさと性欲の二つ。


そうしてる間も、恐怖の週末はやってくる…


週に一度、たかよし君と会っても楽しい事はなく、お決まりのように朝はゲームセンターのスロット。昼食を済ませた後はパチンコ屋。夕方はラブホだった。


ギャンブル嫌いな私には、そんな週末が苦痛だった。私は、仕事だと嘘をつき会う事を控えた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ