言の葉(短編小説)「あなたと見た景色」
あなたが笑えば私も笑う
あなたが泣けば私も泣く
貴方の存在は私の希望でした。
出会いは流行りの形だけど、誠実で優しい貴方は、いつも私の心を暖めてくれた。
共に歩くことに時間はかからず、いつも右側には貴方が居てくれた。
あなたと見た景色
あなたは、気分の悪くなる私にさっぱりした飲み物を買う予定がクリームソーダを買ってきて、思わず2人で笑った。
夜はどちらが電話を切るかで会話は終わるのに、終われず朝まで話してた
全てが私の今なお残る記憶
17年の月日が経つ今も忘れられない記憶
最後の日
「行かないで」と言えてたら、今も陽だまりのあなたは居てくれただろうか?
そんな春がまた来る
あなたと見た景色
桜が私を呼んでいる
了




