はじめに目次と補足
●プロローグ
過去変するプロセスからエンディングの伏線回収へ繋がってます。
この物語は、黒い四角い箱(この世界)を七海(読者の皆さん)が、飛び出すまでの話を描いています。
1章
●2-5話
魔女の猫の伏線は、全体を通して徐々に回収せていきます。
あとは小春の登場と、七海の性格の2面性を描いています。
5話、ありがとう、を言えない七海が、今後どう変化していくかがポイントとなります。
●6-9話
主に、コミカルな家族との絆が描かれ、竜の石、でてきます。
手っ取り早く読みたい方は、14話〜とうぞ。
●10-13話
過去の幼少期がコミカルに進みます。
神沢との出会いの秘密もここで描かれます。
手っ取り早く読みたい方は、14話〜とうぞ。
●14-21話
お祭りを交えて大きく動きます。光る石をもとに神沢と仲良くなります。
18話、七海が作中で、初めて、ありがとう、と口に出したことにより、七海の気持ちは転調し、幼少期のトラウマな自分と別れをしたことにより、今後の世界線を変えます。
※この作品は、毎日不平不満を口にして人生を過ごしていた作者が、騙されたつもりで、ありがとう、を意識し始めたことにより、人生を好転させた体験に基づいている話ともいえます。
●22-28話
父ひかるの影を追い始め、神沢との距離もここで、ぐっと縮まります。
●29-36話
巨大隕石の存在と、家系の超人的な秘密を知り、七海は少しずつ、自分は夢の中で、過去を書き換え、現実を変化させているのでは?と思い始めます。
その過程で一番必要なことを、すみばあちゃんから教わります。
-ここで1章の終わりです。
-2章からは、一気に全て伏線回収していきます。
2章
●37話
ここで見た過去の夢を、その後、夢の中で書き換えます。
●38-43話
七海は心を改め、自分なりに人生が好転するように頑張りますが、父ひかるの秘密を知り、家族と衝突します。
この節では、リアルでも起こる、人生を好転させて頑張ろうとすると、必ず起きる、お試しの試練的なことを描写していて、七海はそれを紆余曲折しながら克服します。
●44話
小春との過去を克服します。
●45-50話
自分は過去のトラウマを解消することで、現実を書き換えていることを、うっすらと自覚していきます。
竜の石の秘密もわかります。
●51-52話
神沢の回想により七海への想いが描写されます。
神沢と小学生のとき絡みがあったことも思い出します。
●53-エピローグ
七海が、黒い四角い箱を飛び出してからは、一気にラストまで駆け抜けます。
本当は、美幸と真由美とは友達関係ではなかったが、夢の中でトラウマ(37話)を克服し、知らないうちに友達になっていたことを確信する。
夢に出てくる黒猫は、死んだ魔女の猫の残像です。
七海がダイブする丘は、古来のピラミッドだったことを示唆してます。
※星宮ひかると神沢守の関係は、ホピ族の救世主の予言「禊の日が近づいた時、 遠くへ旅立った白い兄が欠けた石板を持って戻り、世界を清め平和に導く」を表現しています。(ひかるが西の土地から石を持ってくる)
●エンディング
本当は別の観察者が遠くにいて、黒い四角い箱の中にいる七海を微笑ましく、見守ってます。これは、不登校の七海です。
七海は、星宮ひかるの創造した世界を見せられ、その領域の中で塞ぎ込んでいましたが、その呪いともいえる呪縛を解き放ったので、今後は、自分が創造した世界線の未来を歩んでいきます。