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間宮お嬢様の受難と幸せな日々  作者: 鈴村瑠璃
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数多の人々がいる中で選ばれたもの達だけが通える黎明学園


卒業生は総理大臣、大女優、大企業の社長など


今も昔も有名な人はここ、黎明学園出身だと

世間に言わしめた学校である



そんな黎明学園に一輪の花が咲いていた


「きゃあっ、間宮様よ!」


「えっ!本当!?」


「今日もお美しいわぁ」


「…ふまれたい」


間宮凛 16歳


間宮財閥の一人娘。

容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群の

三拍子どころか四拍子そろってしまった

やべーやつである


勉強をやらせれば模試で一位をとり、

運動をやらせれば大会で優勝し、

街中を歩けば誰もが彼女の方を向く


何をやってもやらせても一番、

そんな女が間宮凛である


誰だよ、天は二物を与えんとかいったやつ


まぁ、このことは置いといて


そんな彼女が声を掛けるとどうなるだろうか


正解はこうである


「ごきげんよう」


「今、私に、わたっしに声がかけっ」

「声さえも う、うつきゅしい…」

「あっ、あっ、あ、」 

「え、へへ、ペロペロしたい」


泣くやつ、わめくやつ、キョドるやつ、やべーやつ


つまり、まともに返事をする相手がいないのである


彼女の人生では、今まで出会った人は

倒れる人、やべーやつ、その他の3つしかいなかった


そんなこともあってか一時期はその他以外の人をこれが一般的な人だと思っていた


もはや、なんか可哀想。

それも通り越して悲劇でさえある


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