9話 ギルドカード
今回も短いです。すいません。
三日前から作者の体調が優れません。
昨日はまだなんとか執筆時間も取れていましたが、今日は厳しいと思うので、続きは明日以降となります。
8話 ギルドカード
「おめでとうございます!フリージアさんはディーランクからのスタートとなります!こちらがギルドカードです」
青色のギルドガードを渡され、さらに説明を受ける。
「ギルドカードはEランクまでが白、Dランクが青、Cランクが緑、Bランクが銀、Aランクが金、Sランク以上が黒となっています。フリージアさんは現在Dランクなので青色のギルドカードになります」
「ギルドカードの偽造は禁止されています。もし偽造が発覚した場合にはギルドから永久追放した上でブラックリストに入れられますので覚えておいてください。それから、右下の赤くなっているところですが、ここが赤い時はランクの昇格試験を受けることができます。フリージアさんは現在Cランク昇格試験を受けることができますどうなさいますか?」
「昇格試験の内容はどんなことをするんだ?」
「次のランクの依頼の中で簡単なものを受けていただくか、冒険者ギルド本部から派遣される試験官による実技試験を受けるかのどちらかになります。昇格試験の依頼は失敗してもペナルティは発生しませんが、一月は試験が受けられなくなります。現在でしたら、こちらの依頼になります」
渡された依頼書はCランクの依頼「ゴブリンの巣の掃討」だった。
ゴブリン自体はGランクの魔物で一般人でも武器を持てば倒せるくらいに弱いし頭も悪い。
しかし、巣がある時は別だ。
頭の悪いゴブリンには巣を作るなんて発想はない。巣を作るのは上位種が指揮を執った場合のみだ。
そして、その上位種は最低でもDランクの力を持つ。なのでCランクの依頼となっているのだ。
「わかった、それで頼む」
「かしこまりました。ではこちらが依頼の控えになります。お気をつけて」
依頼書の控えは、魔法によって作られており、依頼が達成されると色が変わる仕組みになっている。
ゴブリンの巣はここ、ユラシルから歩いて1時間くらいの場所にある。
今日はもう遅いし、家で休んで明日の朝出発することにしよう。




