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50話 ルナリア

忙しくなる前に書けたので投稿します。

50話 ルナリア


「お待たせいたしました。こちらが許可証になります」


グレンとマリベルの戦いの2日後、出発の準備を終えた俺たちはギルドで許可証の受け取りに来た。

そして今日この後出発する。


「お気を付けてください」

「あぁ、ありがとう」


受付嬢の心配する声にグレンは笑って応える。

ギルドを出ると、荷物などを取りにリオード商会へと戻る。

玄関の前には荷物が並べられており、クレアさんがグレンを待っていた。


「グレン気をつけて行ってきてね。必ず帰ってきてよ」

「分かってるさ。安心して待っていてくれ」




グレンがクレアさんとイチャイチャしてるうちに俺も実家宛の手紙を送る。

内容は、いつも通りの状況報告に加え、これから天輪花を取りに行くことなどについてだ。

両親もエーデルも、マーガレットのことを心配している。

それに、俺自身危険な場所に行くのだから、報告しない理由はないだろう。


この手紙が届く頃には天輪花を手に入れているかもしれない。

やっとここまで来たという思いと、思ったより早かったという思いが入り混じり感慨深くなる。

もっとも、難易度SSランクのエリアにいかなければならないので、ここからが本番でもあるのだが。




昼前には王都を出発した。

天輪花の在処は王都から馬車で1日の位置にある。

俺とグレンは身体強化を、運動の苦手なマリベルは早馬に強化魔術を掛けることでその日のうちに天輪山の麓にある街「ルナリア」に着くことができた。


ここであした一日しっかり休み、明後日からいよいよ天輪山へ向かう。


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