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幻覚を見せる男  作者: 桜でんぶ
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24歳の夏

たまに時間があるときに何個かあげようと思います

よろしくおねがいします

俺の名前は加藤優也(かとうゆうや)

俺は人に幻覚を見せることができる。

それ以外は人並みの知識や技能を持つ36歳だ。

いままでこの力のおかげで大きな問題もなく過ごすことができた。

24歳の夏、大学を卒業し、就職してから一年と少しが経った頃だった。

そんなある日俺は前から気になっていた女とデートをする事になっていた。


「待った?」


「俺も今着いたところだよ」


当たり障りのない会話をしながら大衆居酒屋に向かう。


「俺はビールで!」


「私はカシスオレンジ」


酒を飲みながら会話をしているとある話が上がった。


「優也くんはあそこのビルに入ってるバーって知ってる?」


「まぁ、たまに行くよよ」


会員制のバーというよりは一見(いちげん)お断りと言った感じで顔などで判断されることは知っており何度か入っていく人の顔を真似て入ったことがあった。


「実は私も行ったことがあるんだけどあのバーはさらに上の部屋があるらしいの」


「入ったことは無いけど知ってるよ」


知ってはいたが入ったことも無かった。

一度入っていく人間を見たことがあるので同じように顔パスならば入ることができるだろう。


「優也くん入れたりする?」


「たぶん入れるかな」


「本当に!?私行ってみたい!」


「今から行ってみようか」


そんな話をしながらバーへと向かう。

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