表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あり得なさすぎる恋姫†無双!?  作者: 冬樹 雪風
2/2

少女、御使いに遇う

ここから視点が代わります。



…………。



はっ!?ここは何処だ?目の前に見えるのは荒れ地と女の子?………目の前に少女がいるんだが、様子がおかしい。服や髪が昔、田舎に住んでいる人の様だ………。



はっきり言えば日本の、平成時代にこんな格好している奴なんかいない………。



「………あの、大丈夫ですか?」



年相応の声だが、お転婆な感じがしない。むしろ随分と虐められっ子を、連想させるかの様だ。



「………ああ、大丈夫だ。」



返事はきちんと返し、膝を叩きながら立ち上がる。



せっかくの制服が汚れてしまった。俺は少女にここは何処か訪ねてみる。



「?………幽州の琢県。村の近く。」



………え゛っ!?


ユウシュウ?日本じゃないだと!?馬鹿な話があるか!?少女が言った事が嘘である可能性はかなり高い。まともに鵜呑みにしていたら、確実に頭が痛くなる。つーか誰も信じない!



「うるうる………。」




………そう考えていたら目の前の女の子は目を潤い、嘘じゃない、と目で訴えている。



「うるうるうるうるうる………!」



口を歪ませて瞳が涙で歪み、頬を赤くしながら俺を訴える。



「うるうるうるうるうるうるうる「うるうるうっさい!!」びくっ!?………うるうるうるうるうるうる。」



無限ループだと!?余りにも耳障りだから止めようと思ったが、しつこいにも程がある。



「はぁ、判ったよ。ユウシュウのタク県だろ?………ところで、お嬢ちゃん。あんたの名前は?」



………気を取り直して、まずお嬢ちゃんとか少女とか、名前を聞いて置かないと対応に困る。もしその子の知り合いに会ったら、間違いなく俺は誘拐犯扱いされる可能性がある。



しかし少女の名前を聞いた時、俺は聞かなかった方が良かったと思った。



「りゅ、劉備玄徳………。」





………。リュウビゲントクって、劉備玄徳のことだよな?



何故にこの子の名前が玄徳さんなのか判らないが、まあ確かに人を惹き付けるだけの魅力はある。



ただ、女の子でしかも幼すぎる。



疑いたくなるのも当然だ。



「あ、あの………。お名前は………?」



俺が考えている最中、劉備は俺に質問をした。



「俺は五月七日ツユリ 詩篠シシノ。………字は無いよ?



日本………まあ、遥か東の蓬莱から来た人さ。」



「蓬莱!?………あわわわっ!?旅人さんですか!?そんな遠くから幽州まで来たのですか!?」



そういうと、劉備はおどろき、慌てた。






劉備 玄徳



統率 B


武力 C


知力 C


政治 A


魅力 SS(本当は限界値を超えている。)



所有スキル


歩兵 C


弩兵 C


策略 D


謀略 D


知略 B


備考 雌雄一対の剣を所持

史実では的驢を所持




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ