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01

 ――コンコンコン

 春の朝は布団にこもりたくなるものだ。私は「んー」と機嫌の悪い声をあげて、寝返りを打ちながら布団の中に潜り込む。

 ――コンコン

 先ほどから、何かを叩くような音が聞こえているが、無視だ無視。

 ちらりとベッド脇に置かれた目覚まし時計に視線をやれば、まだ朝の五時半といったところ。起床時間は朝の七時。あと一時間半も寝ていられる。その証拠に、ルームメイトも死んだように眠ったままだ。

 ――コンコン

 だから、意地でも起きてやらない。

 そう決意を固めて、掛布団を握りしめた矢先。

 カァ――とカラスが鳴いた。


「あのストーカーカラス……」

 体に覆いかぶさっていた掛布団をはいで、不機嫌な足取りで窓際まで歩み寄る。

 ガラッとカーテンを開いた窓の向こうに見えたのは、昇ったばかりの朝日と、黒いカラスだった。ルームメイトを起こしてしまわないように、そっと窓を開けベランダに出る。

 昨夜にちょっとした事件にあった現場なのだが、今はもう見る影もないくらいきれいに片付いている。サンダルをつっかけて、つかつかとベランダの手すりに歩み寄り、そこに留まっているふてぶてしいカラスに腕をのばす。すると、カラスはばさばさと羽ばたいて、少し離れたベランダの手すりに舞い降りた。逃げ足の速いカラスめ。

「あんたねえ、今、何時だと思ってるの? こっちはまだ寝てていい時間なの! 来るなら、あと一時間半後に出直して!」

 カラスはくいっと首を傾げたようなポーズをとるだけだった。

 普通のカラスじゃないくせに、こっちの言っていることを理解していないらしい。


「ヒナタ……?」

 声がして後ろを振り向く。

 ルームメイトこと東条由良が窓枠に寄りかかっていた。彼女も寝起きがいいほうではないのか、とろんとした目を浮かべている。まだまだ眠そうだ。

 私の隣にいるカラスを視界に入れて、「ああ、昨日の……」とつぶやく。

「憑かれる気がないのなら、そっとしておくことね」

 そう言って、彼女は大きな欠伸を手で隠しながら部屋に戻っていった。真っ直ぐベッドに直行である。その上、何事もなかったかのように、掛布団の中に潜り込んでいった。

「ちょっとまって、由良ぁ!? これ、追い返さなくていいの?」

 ベッドの上でミノムシ状態になった由良からは、「んー……」というくぐもった声が返ってきただけだった。

 昨夜はあんなに頼りになった彼女も、朝には弱いらしい。

「なんか、意外かも……」

 カァ――と、カラスが頷くように鳴いた。まるで、私の言葉に同意しているようだった。


「本当は、私の言葉、わかってるんじゃないの?」

 疑いのまなざしをじっと向けてみる。が、その問いかけには、またもやきょろきょろと顔を動かすだけだ。

「今日はエサなんてないよ。そう何度も、憑かれてらんないんだから」

 しっしっと追い払うように手を振っても、そのカラスはどこへも行こうとはしなかった。


 不思議なカラスである。ルームメイトの由良は、これが《憑き物》であるという。

 《憑き物》――。未だに信じられないのだが、この世の中には、そう呼ばれる不思議なものが存在しているらしい。


「もう、バカカラスのせいで、すっかり眼がさめちゃったじゃない」

 恨みがましい視線を向けるが、憑き物カラスはどこ吹く風と言った様子である。アァアァ甘えた声をあげて、雛鳥であることを装っているようだ。もうその手には乗らないぞ、と決意して由良の助言通り部屋に戻ることにした。

 そんなこんなで、寮生活初めての朝を迎えたのだ。



「朝から、元気ねえ、ヒナタ」

 にぎやかな朝の食堂。

 由良は向かいの席で眠たげな顔を浮かべながら座っている。目の前に置かれたコーヒーは先ほどから、三分の一ほどしか減っていない。私は自分の目の前に置かれた焼き鮭定食とを見比べて、ちょっと心配になってきた。

「由良が朝から元気なさすぎるんだって。朝ごはんコーヒーだけ? お腹すいちゃうよ」

 聞こえていないのか、無意識の壁にシャットアウトされているのか、由良はぼへーっとしたままだ。

 学校へ行く途中、コンビニにでも寄って行った方がいいのだろうか。そんな思案を巡らせていると、机の上にとんとプラスチックケースに入れられたおにぎりが置かれた。何事かと思って顔をあげると、そこには、ぱちくりとした猫目の活発そうな女の子がいた。

「由良っち相変わらずー。朝ごはん、おにぎりにしてもらってきたよ」

 ゆるりと顔を上げた由良は、ぼんやりとした口調で、

「ありがとう、寧々(ねね)

「早いとこその薄ぼやけた目を覚まさないと、同室ちゃんがかわいそうかも」

 誰だろう。由良の知り合いということは間違いないのだろうけれども。

 肩口まで伸びたくせ毛をふわりと揺らして、猫目の女の子が振り返る。

「どーもー。赤尾寧々(あかお ねね)ってゆーの。由良っちの元同室」

 活発そうに見えて、何とも気の抜けた感じの挨拶だった。おっとりしていそうな外見でマンガントークを繰り広げるくるみ先輩とは、真逆の見た目詐欺である。

「どうも。桜居陽さくらい ひなたです」

 とりあえず、自己紹介をしながら、首を傾げる。

「あの、元同室って……?」

「内進生は初等科から寮生活だかんね」

「あ、なるほど」

 そういえば、そうだった。神庭学園は全寮制の学校なのである。それは何も中学校に限った話ではなく、小学校にも適用されているらしい。中学に上がって部屋がシャッフルされたのだろう。


 寧々は猫のようにやや吊り上がった目を細めて、にやりと笑った。

「にしても、よく由良っち、朝の食堂に引っ張ってこられたねー。起きてから三十分は起動しないのに」

「あははー、起きるには起きてたみたいだよ」

 私は思わず引きつった笑みを浮かべながら答えていた。

 起床時間の一時間半前から、二人してあのカラスに叩き起こされているのだ。起動するのに三十分の時間を要するのならば、充分過ぎる時間が経過している。

 しかし、三十分か。明日から、六時半に目覚まし時計をかけようかな。なんてことを考えていると、向かいの由良がすっと目を細めたような冷ややかな視線で、寧々を見上げていた。

「あなたも人のことを言えないでしょう、寧々」

「それは心外。寝坊はしても寝起きはいい方なんだよねん。誰かさんと違って」

「寝坊しなかったということは、起こしてもらったのではなくて?」

「まあ、そんなとこ」

 由良と寧々、この二人の会話にとげとげしい何かを感じるのは気のせいなのだろうか。

 元同室と言っているけれども、仲がいいのか悪いのかわからない。にまにまと笑っている寧々と、冷ややかな笑みを浮かべている由良を見ていると、さわやかな友情をはぐくんできたようには見えなかった。


 ふと、寧々はまた猫のようににやりと目を細めて、私を見る。

「しっかし、ひなたんも運がいいのか、悪いのか」

 ひなたんて、それは私のあだ名か。赤ちゃん言葉が混じったような響きで呼ばれるのは初めてだ。こだわりはないから好きに呼んでもらって構わない。

 しかし覚えておかないと、あとで呼ばれた時に反応できなさそうだ。という、あだ名関連のことはひとまず置いておくにしても。

「それって……?」

「昨日のこと。もう一部の上級生とか内進生の間で話まわってるよん。さっそく憑かれたってねん」

「え?」

 驚いて、思わず目を瞠る。

 《憑き物係》なんてものがあるくらいだ。憑き物の存在も、それなりに周知されているものだとは思っていたのだけれども。

「この学校ってみんなそういうこと知ってるの?」

「知ってる人は知ってる感じ? 知らない人はそのまんま。あえて教えることをしないのが暗黙のルール」

 それは、不特定多数の人相手に、あまり積極的に話題に出すものではないということなのだろう。とはいえ、だんだん、この学園に憑き物の存在を知らない人がいる、ということの方に新鮮味を感じ始めてきた。

 由良に、寮監の山崎さん、くるみ先輩に、目の前にいる寧々。みんな憑き物の存在を知っている、あるいは知っていそうな人たちばかりだ。何も知らない外進生だって、卒業までにはほとんどが知るところとなるのではないのだろうか。

「気ぃつけた方が良さげかな。あんまり目立ってると、いじめられちゃうよん」

 そう言って、寧々は顎をしゃくって窓際を示した。

 そこには、相変わらずの黒いカラスが窓のふちにちょこんと乗っかってこっちを見ている。

 昨日もそうだったが、建物内に入ってくる気配がないからいいものの、こう四六時中付きまとわれていることにいい気はしない。

「あんの変態カラス、またか」

 つぶやきに、寧々が首を傾げた。

「その様子だと、使役してないんだ? あのカラス」

「いや、なかなかする気にならなくって」

 そもそも、憑き物の第一印象が悪すぎたのである。

 いくらストーカーカラスが、憑き物の中ではお行儀のいい部類だったとしても、仲良くするにはトラウマが残り過ぎているのだ。ふいに、首の後ろを撫でる私を見下ろして、寧々は「ふーん」と鼻を鳴らした。

「まあ、人それぞれだよねん」

 そう言って、寧々はひらひらと手を振りながら、その場を立ち去って行った。

 その後姿を見送っていると、何かが足元を撫でていった。なんだろう。机の下を覗き込んでみるが、あたりの床には何もない。気のせいだったのかも知れない。


「なんか、由良と同室だったって言うの、わかる気がする」

「そうかしら?」

「助言が予言めいているところなんかが特に」

 首をかしげる由良に苦笑をむける。どうやら、自覚症状はないらしい。

 由良と似たタイプだとすれば、彼女の言っていることも見当違いのことではないのだろう。あまり変に目立つと本当にいじめられてしまいそうな気がしてきた。

「あの子は人を渡り歩くことが得意というか、鼻が……いえ、触覚が利くのよ」

 触覚? なぜそこで言い直したのだろう。そんな、些細なことに引っ掛かりを覚えたものの、突っ込む言葉が見当たらなかった。

「でも、いい子だよね。由良に朝ごはん持ってきてくれたりとか」

「……それは、否定しないわ」

 由良はちょっとだけ視線を横にはずして、どこか恥ずかしそうにそういった。なんだかちょっとかわいい、由良の意外な一面を見たような気がした。



 青い空に浮かぶ白い雲。道に植えられた桜の街路樹。視界を彩る桜の花びら。

 学園へ続く坂道を、同じ制服を身にまとった生徒たちが一様にのぼっていく。

 いよいよ制服を着て学校に通うのだ。ドキドキする反面、わからないことだらけで戸惑いの方がちょっと大きい。心なしか、肩にかけた鞄が重い。まだ教科書も何も入っていないというのに。

「なんか緊張してきた」

「今日はクラス分けを確認して、式に参加するだけよ」

 隣を歩く由良はいつも通りの、余裕な笑みを浮かべている。

「それより、先ほどから携帯が鳴っているみたいだけど?」

「え? うそ?」

 慌てて通学かばんの中に放り込んだはずの携帯電話を取り出すと、着信のランプが点灯していた。どうやらメールらしい。朝から数件たまっているメールの送り主は母だった。

「お母さんからだ。入学式って保護者に会えるタイミングあるのかって、聞かれてもわかんないよー」

「式が終わってホームルームを終えた後なら、時間があるはずよ。確か、今日は保護者向けに食堂が解放されているはずだから、そこで待ち合せたら?」

「ありがとう、由良!」

 持つべきものは、内進生の友人である。

 さっそく母に返信をしながら、ふと由良はどうするのか気になった。

「由良のおうちは、お父さんかお母さん来るの?」

「来ないわ。来られても、午後には憑き物係の仕事があるから、会う暇もないわね」

 淡白な答えだ。せっかくの、一生に一度の中学の入学式だというのに、寂しくないのだろうか。まさか、寂しくないの? なんて聞くわけにもいかず、私はとっさに気まずい沈黙を埋める話題を探した。


「じゃあさ、一緒に写真撮ろうよ。係の仕事忙しいって言っても、ちょっとくらい時間あるんでしょ?」

「ええ、まあ、そうだけれど」

「決まりね!」

 はしゃいだ声をあげて、約束を取り付けたのもつかの間。

 学園へ続く坂道を駆け上がるように、背後から背中を突き飛ばすような突風が吹き荒れた。

 ただの風というには、重たい質量が織り込まれたような奇妙な風だ。

 その風が通り過ぎたと思った次の瞬間、真横を一人の青年が通り過ぎた。ボードで坂道をあがっていく神庭学園中等部男子の制服。

「え? え?」

 思わず目を瞠る横で、由良が言う。

「ヒナタ、見ちゃだめよ。バカが移るわ」

「え?」

 とても冷ややかな声だった。


 さらに背後から、ボードの青年を追いかけるような声が聞こえてくる。

「待ってよ、いつき! 一人で先に行くなんて、ずるいよ!」

「だったら、運んでもらえよ」

「そんなことして、見つかったら怒られ……」

 息を切らしながら走っていた少年が、はたとこちらを振り返る。

 ふわふわとしたはちみつ色の癖毛に、あどけない顔つきの少年だ。弱気な顔で目じりには涙が浮かんでいた。中等部の制服を着ているということは、同じ学校の生徒なのだろう。

 涙目の少年は私を見て、私のやや後ろにいた由良に目を留めると、「あぎゃあああっ!」と変な雄たけびをあげた。顔色が悪くなり、さらに泣きそうな顔になる。

「斎! まずい! 見つかった!」

「んあ?」

 少年の叫び声に、坂を上っていたボードの青年が振り返る。釣り目に三百眼のやや怖そうな顔つきをした少年だ。少年と形容するには少し大人びていて、青年との境目にあるように見える。それはきっと、綺麗にカラーリングされた茶髪に、耳元の赤いピアスのせいなのだろう。ちょっと不良っぽい。


 不良もどきの少年は重力を無視した滑りで、ゆっくりと坂道を降りてきた。由良の姿を視界に入れて、にぱっと笑う。

「なんだ、東条じゃん、はよ!」

 どうやらというか、確実に、由良の知り合いであるらしい。

 声をかけられた由良は、私を背に隠すように一歩前に出た。

「おはよう、五十嵐いがらしくん、それに稲葉いなばくん。初等部の卒業式以来かしら? いつもの三バカ……いえ、今日は一人足りないのね」

「ああ、さくなら坂の下。同室のやつ、外進だからってんで今日は案内してやるんだと」

「そう。なら、如月きさらぎくんは良いとして……あまり目立ったことをされると、こちらでも取り締まらざるを得なくなるのだけれど?」

「いーじゃん、こんくらい、見逃せって」

「見逃してほしかったのなら、声をかけてきたのは失敗だったわね。そういうものは、見えないところでやって、しらを切りとおすべきものよ」

 気のせいだろうか。口を開けば開くほど、由良の声がどんどん冷ややかなものになっていく。横から見ているだけでも、浮かべられたいつもの笑みに冷たいものが混じっているのがわかる。

 それを感じ取っているのは私だけではないようで、はちみつ色の髪の少年は、すっかり不良もどきの背中に隠れてしまっていた。君には由良が怖いのかも知れないけれど、私には不良もどきくんが怖く見えるよ。と、ちょっぴり同類を見つけた気分になる。

 しかし、由良と鼻を突き合わせて会話している不良もどきは、どうやってボードを操っているのだろうか。ボードで坂道を上るなんて言うことは、現実的にありえない。今もボードに乗ったまま坂の途中でぴたっと止まっているように見える。ブレーキを踏んでいるようには見えない。

 ボードの前に何かがあるのだろうか。いや、何かがいるのかもしれない。じっと目を凝らしてみれば、その地面の上だけ向こうの景色が白くかすんでいるように見えた。なんだろう。四足の、何か大きな動物がいるように思える。

 その正体を確かめようと、じーっと目を凝らしていると、不良もどきくんがじーっとこちらに視線を向けていた。


「なに、そいつ、東条の新しい同室? ついてねえなあ、ってわけでもねえのか?」

 自分に話題が向けられていることに気付いて、ふと顔をあげる。

 由良を挟んで目があった瞬間、不良もどきくんがにやりと笑った。

「見えてるってことは、知ってるってことだよな?」

 探るような視線を浮かべる不良もどきくんを制するように、由良が腕で通せんぼをする。

「彼女は見ての通りの外進生よ。何も知らない者を巻き込む、あるいは当事者以外の者を巻き込むのは禁則事項タブーということくらいは、分かっているわよね? いくら、あなたでも」

「ふーん、まあ、いいや。どうせ、後でわかる」

 「行くぞ、千明ちあき」と言うや否や、不良もどきくんはまたボードを走らせた。今度は「待ってよ」と追いかける、はちみつ頭くんを後ろに乗せて二人乗りで去っていく。どうやら友達をおいていくほど、薄情なやつではないらしい。そのまま、脱兎のごとく由良の前から退散していった。

 そんな彼らを見送って、由良は心底疲れ切ったようなため息をこぼしていた。

「気を付けてね、ヒナタ」

「ん? 何が?」

「内進生の中には、知らないままでいる人たちをバカにしている人も多いのよ」

「なにそれ? いじめってこと?」

「いじめというか、選民思想のようなものね。知っているものがえらいというような。その中でも、強い憑き物を使役している人間を、上に見る傾向があるの。何も知らない人たちは、手を出さないという暗黙のルールに守られているのだけれど……一番、注意しなければならないのは、中途半端に知ってしまっている生徒なのよ」

「それってつまり……?」

「今のあなた、彼らにとってはいいカモということよ」

 由良が見ちゃダメといった理由も、心底疲れた様子を見せている理由も、ようやっとわかったような気がした。つまりこの学園は、憑き物の共生共存を認めているのと同時に、知っている人間には何をやってもいいという暗黙のルールに支配されているようだった。

「えーっと……それを回避する方法は?」

「何が見えても、決して見えないふりをすることしかないわ」

「わ、わかった」

 と、うなづいておきながら、この時の私は、由良の言葉の意味を全く理解していなかったのである。

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