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05

 夕食の時間が始まっているのか、ちらりほらりと食堂に向かっていく寮生たち。その流れをかき分けながら廊下を進む。

 すれ違った寮生たちが口にする話題を、自然と耳で追っていた――

「ねえ、知ってる? 通り魔事件があったの?」

「ああ、あれ、この辺なんだよね」

「近くの桜並木の通り。あそこ、事件多いらしいよ」

 ――そんな会話に今朝のニュースを思い起こす。それまで、平和の真っただ中にいたはずなのに、突然がらりと違う世界に紛れ込んできてしまったみたいだった。

 ふいに先ほどの夢の内容を思い出す。眠っている間に見ていた夢を覚えていることなど滅多にないのに、その夢の内容だけはよく覚えていた。まるで体験したばかりのことを、記憶に刻み込んでいるようだった。

 ケアルームにいる間は、結びつきもしなかった。だが、通り魔事件のことを思い浮かべると、なぜだかふいに胸がざわつくような気がした。

 夢の内容が何度も何度も脳裏をよぎる。地面に横たわり、蠢く人の影。あたりは暗闇に覆われていたはずなのに、ふと白い色が散り始める。まるで桜の花びらのように、ひらりひらりと。それが地面に降り積もっていく。まるで、自分があの通り魔事件の現場にいたような錯覚を引き起こしていた。


「ヒナちゃんどーしちゃったのー?」

「え?」

 ぐるぐると、わけのわからない錯覚に陥っていた私の思考を止めたのは、そんな声だった。

 顔を上げると、隣を歩いていたくるみ先輩が私の顔を覗き込んでいる。じーっと目を見て、「まだちょっと元気ないのかなー?」と言いながら、苦笑を浮かべていた。

「ユラちゃんとケンカでもしちゃったー? 朝まで、あーんなに仲良さそうだったのにー」

「いえ、ケンカはしてないんですけど……」

 くるみ先輩の問いかけに、私はうまく答えられなかった。

 それに答えられていたらきっと、こんなに不安な気持ちになっていないのだろう。

 自分でもだんだん感情のコントロールを失い始めている気がしていた。自分で自分のことを考えているはずなのに、まるでまったく違う誰かが私の思考を使っているような。


「じゃー、あれかなー? 春の虫のせいかなー?」

「春の虫、ですか?」

 聞き覚えのある言葉に、先ほどの山崎さんの言葉を思い出していた。

 四月には臆病の虫が顔を出すらしい。腹の虫の親戚とか、そういうものの類なのだろう。要するに、そういうものの例えのような。

「春になるとそういうのがね、ぞわぞわーっとし始めるんだよー。それでねー、いつもは春の下にいるんだけどー、春の陽気につられて、ついうっかり人についてきちゃったりするんだよねー。良いことも、悪いこともしてくれるんだけどー、悪いことの方がちょっと多いかなー」

 私はコンクリートブロックの下に集まる小さな虫たちを思い浮かべていた。うじゃうじゃと身を寄せ合っている姿は、なかなかにグロテスクだ。頭の中に思い浮かべてしまった映像を、ちょっとだけ後悔しながら、それをかき消すように話を続けるための言葉を探す。

「それって故事とか昔話か何かですか? 神様とか妖怪とかそういう感じの?」

「うーんとねー、強いて言うなら、伝承にも妖怪にもなれなかった子たちかなー」

「……はあ」

 うなづいてはみたものの、よくわからなかった。それはつまり、故事や昔話でも、妖怪でもないということで。

「何ものにもなれなかった子たちって言ったほうがいいのかなー。そういうのがねー、見えないけど、いたりするんだよねー」

 言いながら、くるみ先輩は虚空を見上げる。まるでそこに何かがいるように。

 くるみ先輩の視線をたどって、廊下の天井を見上げたけれども、そこには何もなかった。けれども、そこに何かがいるような気がしないでもない。

「なんか、ちょっと怖いですね。そういうのって……」

「あんまり、怖がっちゃダメだよー」

「ダメなんですか?」

「うん。そーいうのはー、伝わりやすいんだー。怖いって思うとー、それが怖いものになっちゃうからねー」

 にこにこと笑顔で話すくるみ先輩の言葉を、私は半信半疑で聞いていた。



 五二五号室の扉を開けるのには、少し勇気が必要だった。そこに由良がいるかもしれないと思ったら、どんな顔をして会えばいいのかわからなくなっていた。

 意を決して部屋の扉を開けると、部屋の明かりは消えていた。夕日がぼんやりと室内を照らしているだけだ。そこには誰もいない。静かなものだった。由良の姿がないことに、ほっと胸をなでおろしていた。

 今日は疲れた。相変わらず胸がいっぱいで、夕飯も喉を通りそうにはなかった。制服を脱ぎながら、今日はもう寝てしまおうと考えていたその時。


 窓をノックするような音が聞こえてきて、心臓が跳ねた。ばくばくとうるさく高鳴る鼓動を、落ち着かせようと息を吐き出しながら、ゆっくりと窓際を振り返る。ここは五階だ。もともとベランダに出ていたか、上の階や隣の部屋からの侵入を試みない限り、窓をノックできるはずがない。

 恐る恐る、視線を向けた先――カァと黒いカラスが鳴いた。


「――っ!」

 悲鳴にならない声を上げて、思わず息を詰めていた。

 まさか、こんなところまでやってくるとは思いもしなかったのだ。カラスは鋭いくちばしで、窓をノックする。その材質を確かめるように、つついているように見えた。このまま何もせずにいたら、その鋭いくちばしに窓を割られてしまうような気がして、私は慌ててカーテンを閉めていた。

 いいや、カーテンを閉めたからと言って、ガラスが割られるのを防げるわけもないのだが、もう駄目だったのだ。カラスを視界に入れるだけで、もう限界だった。身体がこわばって固まって、何もできなくなってしまう。何かの陰に隠れたくて仕方がなかった。

 閉じたカーテンをぎゅっと握りしめて、驚きで溢れそうになった涙を散らしていたその時。

 ガチャリという音に、今度こそ心臓が止まる思いがした。

 背後でゆっくりと開かれるドア。――東条由良が、そこにいた。


「ヒナタ……? 大丈夫?」

 ゆるりと首をかしげる彼女を前にして、私はまた少しずつ、言い知れない恐怖のようなものを募らせていった。

 静かに息をのむ。

 由良の問いかけには答えずに、私は目先の疑問にばかりとらわれていた。

「由良……どこにいってたの?」

「ええ、ちょっと」

 何故、そこで、由良は言葉を濁したのだろうか。

 背後から聞こえるカラスの声が、一度浮かべた疑念を加速させていく。

 昼前にあった時よりも嫌な感じがする。鳥肌が立つような嫌な感覚。

 部屋の奥に入ってくる由良から逃れるように、私はゆっくりと後ろへ足を引きずる。とんと背中がひんやりと冷たい何かに突き当たる。カーテンを閉めたばかりの窓だった。背中に、振動するように窓の外の音が伝わる。アァ――カラスが鳴いている。


「そんなに怯えないで」

 くすりと口元に指をあてながら、由良は笑う。

 その指先に赤い色が見えて、私は思わず目を瞠っていた。指先にまた一つ、傷が増えているようだった。

「どうしたの? その指……? 血が、出てるよ?」

「大したことじゃないわ」

「大したことじゃないって……」

 その血の色を見つめながら、私は先ほど見ていた夢の内容を思い出していた。

 カラスに襲われる夢。カラスが由良へと変わっていく夢。そうして、私自身が刃物を握りしめて人を襲っている夢。

 あれは、何かの予感だったのではないだろうか。虫の知らせなんてオカルトめいたことは信じない。けれど、妙なざわつきを感じていた。頭痛がするほど。重たく感じて、頭をもたげてしまいそうになるほどだった。

「ほかの指も怪我してたよね? それも、たくさん……」

 にじんでいた血の量は、縫物をして針を突き刺してしまったようには見えなかった。食堂には料理を作ってくれる人がいる。だから、包丁を握る必要もない。引っ越しの荷物を片付けていた時だって、由良は刃物を握っていなかった。だとしたら、どこで、何をしてその傷を負ってきたのだろうか。

「何かで切ったの? その……刃物とか」

「そんなところね」

 由良ははぐらかす言葉ばかりを浮かべる。

 私は疑念ばかりを浮かべていた。

「由良は……どうして、今朝、あそこにいたの?」

「あそこ?」

「桜並木」

「ああ、そうね……」

 言葉少なにうなづいた由良は、すっと目を細めて私を見た。

「どう、言ったらいいのかしら……?」

 問いかけながら、由良は自分のベッドに腰を下ろす。

「長くなりそうだから、ヒナタも座らない?」

 その言葉に私は首を横に振っていた。窓を背にしたまま、そこから一歩も動く気はなかった。由良に近づきたいと思えなかった。


「ヒナタは、桜の木の下に何がいるか知っている?」

 その問いかけは、何かの核心に触れているような響きを伴っていた。

 桜の木の下には――。嫌な何かが思い浮かぶ。

 けれども、由良は私が思い浮かべた答えとは全く違う話をする。

「虫がね、いるのよ」

「何の話?」

 わけが分からなかった。

 焦れて問いかけると、由良はにこりと笑った。妖しさに彩られたような笑みで。

「あの桜並木の下で、通り魔事件が起こったことは知っている?」

 私は静かに息をのむ。

「今朝、捕まったって、ニュースで……」

「ええ、そうね。けれど、取り逃がしてしまったものが、あったらしいのよ……」

 それは、犯人に共犯者がいたということだろうか。

 今朝のニュースに、そんな話はなかった。

 何故、由良がそんなことを知っているのだろう。

「取り逃がしてしまったって……?」

「犯人についていた虫をね」

 また、虫だ。

「わけ、わかんないよ、由良。さっきから、なんなの? 何がいいたいの?」

「その虫が、あなたについていると言ったら、どうする? ヒナタ」

 言われた意味を理解できずに、一瞬、頭の中が真っ白になった。

「何言ってるの?」

 わけがわからなかった。混乱する思考の奥で、由良が通り魔事件の共犯者だったのではないかという考えが浮かぶ。


 ふいに視線がちらっと横にそれた。

 真横にある自分の机。置かれている筆立てには、はさみやカッターが入っている。ちらりと、本当にちらりと、脳裏にそれを手にとろうとするイメージが横ぎった。

 一歩で机まで歩み寄り、左手で刃物を回収。着地した足で地面を蹴りだし、二歩。刃物を持った左手を振りかざせば、一瞬で……そんなどこまでも具体的なイメージが、身体を突き動かそうとする。

 私はとっさに伸ばそうとする手で、ぎゅっと背後のカーテンを握りしめた。そうしないと、ふらりと浮かべたイメージに、すべてを持っていかれてしまいそうだった。何かがおかしい。


「ずっと疑問だったのよ。普通の虫につかれたにしては、早い段階で影響が色濃く出過ぎている。もともと、あなたと共生していたという可能性も考えてはみたのだけれど……それは、あなた自身が否定した」

 逃げるのか、刺すのか、思考がふらつく。

 虫ってなんだ? 何かの暗号?

 目の前で何かを言っているはずの由良の言葉が、半分も理解できていなかった。

「犯人についていた虫を取り逃がしてしまったというその連絡が、少し遅かったのよ。けれど、それでようやっと、納得できた。たった数時間の間で、まるで別人になってしまったみたいに、あなたが私におびえるようになった理由も……」

「別に……怖がってなんか……」

 そう口にした私の言葉は、不自然に震えていた。

 由良がゆっくりとベッドから立ち上がる。

 私は逃げ場を求めるように、必死に窓ガラスに背中を押し付ける。視界の端に机の上の刃物がちらつく。


「一歩も、こちらへ近寄ってこようとしないのは、どうして?」

「だって……それは……」

「怖いのでしょう? 当然よ。一度襲われているはずだもの。私と同じ人間に……」

「来ないで!」

 私は必死になって声を荒らげる。

 いつの間にか、由良はあと一歩の距離にまで詰め寄っていた。

 がちがちと震える手を背中に隠しながら、カーテンの向こうの窓を探る。

 窓のカギを探り当てた瞬間、藁にもすがる思いで、カギを開けていた。手のひらで窓を押し開け、ベランダに逃れる。とにかく少しでも由良から離れたところへと逃れたかった。

 けれど、窓へ飛び出した瞬間に、頭が割れそうなほど強烈で嫌な臭いが鼻を突いた。飛び出したベランダでぐらりと身体が揺れて、思わず膝をつく。身体が捻じ曲がりそうなその感覚には覚えがあった。昼前に、由良のもとに届ていた小包だ。あれに触れた時と同じ嫌な感覚だった。

「中庭に虫を避ける薬をまいてきたの。だから、外には出ないほうがいいわよ。といっても、もう手遅れかもしれないけれど……」


 カァ――


 由良の言葉じりを遮るように、カラスが鳴いた。ずっと、しつこく付きまとっていたあのカラスが、まだ外にいたのだ。

 前方には由良。背後、ベランダの手すりにはカラス。

 そうして体の自由を奪っていくような強烈な異臭。

 私は飛び出したベランダで、座り込んだまま動けなくなっていた。

「いやっ……」

 頭が痛い。割れそうなほどに。自分が悲鳴を上げているのか、もがいているのか、何をしているのか、それさえわからなくなるほど。


「ヒナタ、最後に一つだけ聞かせて。虫は好き?」

 わけのわからない質問だった。その質問に何の意味があるのか。どういう意味が込められているのか。何かを考える余裕なんか微塵もなくて、私はただ条件反射のように、痛みに苦しみながら首を横に振っていた。

「そう。よかった。私も、虫は苦手なの」

 視界の端で、由良が清々しいほどきれいに笑った気がした。

 背筋を這うような痛みにのたうち回るほどだったのに、私は一瞬その笑みに見とれていて――


 由良は何かを言いながら、血で赤く染まった指先をかざしていた。

更紗さらさ!」

 その瞬間、指先で乾き始めていた赤い血が、ぷくりと粒のように膨らんだ。

 まっ赤な一粒のしずくが由良の指先にあった。そのしずくがブクブクと膨らんで、やがて何かをかたどり始める。

 空中でひらりと舞う羽衣のようなひれ。夜の光を集めてきらきらと光る赤と白の鱗。人の赤子くらい大きなそれは、宙を泳ぐ金魚だった。

「更紗、引き剥がせるかしら?」

 由良が金魚に問いかける。

 すると金魚はそれに応えるように、布のように柔らかな尾びれで、しゅるりと私の頬を撫でた。首筋に冷たい唇が寄せられる。そして――


「いっ――!」

 悲鳴を上げる私の身体を、由良がそっと抱き寄せて支えていた。

 首の後ろでごりごりと音がする。何かが頭の中で蠢いているような、そんな気色の悪い感覚。

 痛みに悶える私の耳に聞こえてきたのは、「大丈夫だから」という由良の優しい声だった。

 けれど、それを聞いている余裕すらなかった。

 首の後ろに大きな穴をあけられたみたいだった。その穴をごりごりと無理やりこじ開けているみたいな嫌な感覚。その痛みに耐えるように、私は私を支えてくれている由良の制服をぎゅっと握りしめていた。痛みにのたうち回りそうになる頭を由良の肩口に押し付ける。


 ずりゅ――ずるり――


 ぬめった何かが抜け出るような、気色の悪い感触だった。

 痛みに喘ぎそうになる声を奥歯でかみ殺して、荒れた呼吸を必死に整えながら、ちらりと背後を振り返る。

「良かったわ。今日中に引き剥がすことができて」

 由良が言う。

 いったい何を引きはがしたというのだ。混乱する頭で視線を向けた先。

 金魚が口に何かをくわえていた。太くて長い何か。うねうねと胴体をねじって逃げ出そうとする、腕の太さほどもありそうな巨大な毛虫だった。特に発達した三本の太い針のようなしっぽ。そこをくわえられ、反撃を封じられた様子の毛虫は、大きく頭をもち上げて、鋭い顎の鎌で金魚にかみつこうとしていた。


「なに、あれ……?」

 まだ、ずきずきとしていたが、頭がずいぶんと冴えわたり始めていた。頭の後ろにへばりついていた何かが、根こそぎ持っていかれたような気分だった。

「虫が《憑いている》と言ったでしょう?」

 抱えた私を見下ろしながら、由良が言う。

「言われたけど……」

 そうつぶやいて、私は改めて、その毛虫をまじまじと見た。

 黒い針金のような毛をふさふさと身にまとって、三尾の大きな針を振りかざし、うねうねと胴体をくねっている毛虫。その顔がさらに強烈だった。毛虫の顔……目元の部分がぐにゃりとまがって、まるで人の顔が溶け込んだような肌色が見えている。痩せこけた男の顔のような人面が、垣間見えていた。

「いやいやいやいや、無理無理無理無理! きもいきもいきもいきもい! なにあれ!? なにあれ!!」

 身の毛のよだつような、醜悪な《何か》を前にして、助けを求めるように由良にしがみついていた。

 一瞬、驚いた様子の由良は、くすりと笑いながら言う。

「よくあることよ」

「よくあるって、あんな虫ホイホイいたら、たまったもんじゃないよ!」

「普通の《虫》はもう少しまともなのよ。あれは、通り魔事件の犯人の影響を強く受け過ぎてしまったというだけで……」

「じゃあ、取り逃がしたって……?」

「ええ」


 カァ――と、またカラスが鳴く。

 耳もとでばさばさと羽ばたく音がした。と思ったら、由良から「きゃっ!」と短い悲鳴が上がる。

 顔をあげると、ベランダの上にカラスがいた。

 あの毛虫を鋭い爪で押さえつけて、くちばしで引きちぎっていた。

「横取りされてしまったわ」

「え?」

 由良の言葉に、私は由良とカラスを見ながら首をかしげる。ずっと、しつこく付きまとっていたあのカラスは、いったい何者なのだろうか。

 しばらく、カラスの様子を眺めていた由良は、すべてを理解したような口調で言った。

「あのカラス、ずっとあれを狙っていたのね」

「あれって、あの毛虫のこと? なんで?」

「ヒナタ、餌付けしていたじゃない」

 由良のそんな言葉に、私はしばらく思考を停止させたまま、固まっていたのだった。

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