162話 我は、ただ、お前と、、、
キンッ!
ユビキリで、シルオールの触手を切る
シュンッ!という音とともに一瞬で再生する
一方リアスは、先ほどからあまり攻撃はせずに回避に専念しているようだ
牽制なのか時おり
ボッ!ジジッ!ビシャッ!
みたいな音は断続的に聞こえてくる
『まずいな』
『こちらが先に削り切られる』
や、やばいのか?
『ああ』
ゼロソウルは?
『、、、もう撃てないかもしれん』
そ、そんなに追い込まれてるのか?
『、、、』
と、そこでシルオールから声がかかる
「だんだんとよわくなってきてるよ?」
「もーむりなんじゃないかな?」
ば、バレてる、、、
「今日はおわりにして、またあそぼー」
そう、シルオールが声をかけてくるーー
そこで、リアスが、ピタリと止まる
『また』
リアスは何かを考えている、そして、左手の薬指が微かに瞬く
『フ、フフ、フフフッハッハッハッ』
リ、リアス?
『許せジロー、我は死ぬ』
『我は忘れて、、、いや、、、忘れてはいない!』
『だから、もう迷わない』
は?
瞬間ーー
全身に激痛を感じ、意識が飛ぶ
リアスside
「ぐ、ぎが、、、ガ、ガガ」
リアスは残った全ての存在力を絞り出した
それは、寿命を、命そのものを削る行為であり
耐えがたい痛みを伴うーー
「リアスくん死んじゃうよ?」
「ガガガああアアアアッ!!!」
「あーあ」
瞬間ーー
リアスが消え、シルオールの本体に膝蹴りが入る!
「いったー」
「、、、ころす」
シルオールの何本もの触手がリアスを襲う
だが、リアスはその肉体だけで触手を引き裂く
「ガガガアアアアッ!」
「ジィネエエエエエエッ!」
我は、我はただ、、、ミリア、、、お前とーー
そしてーー
白目をむき横たわるリアスを何本もの触手で押さえつけるシルオール
「コトネにたのまれたからね」




