表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
=世界を知る  作者: 真知コまち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/48

№_06_阿吽之息

~登場人物紹介~

 主人公・・園久そのひさ ゆう

 悠の守護霊・・勘凪かんなぎ つよし 

 ボス・・高見たかみ 夏樹なつき

 部下・・杉木すぎき かえで

 カフェの店主・・山城やましろ じょう


    日が落ち、一日が終わりを迎える。

     ウィーン。

_(ゆう)「終わった~」

_(たかみ)「お疲れ様でした」

    ビクッ

_(ゆう)「え、え~と高見…夏樹さんだっけ」

_(たかみ)「高見でいいですよ」

_(ゆう)「なんで居るんですか」

_(たかみ)「事務所の新しい奴…職員ですからね。作業を終えるまで待っていました」

_(ゆう)「いやだ!あんな危険な仕事、二度とごめんです」

_(たかみ)「では、こちらを」

   高見は、数字が並んだ紙を、手渡す。

_(ゆう)「これは?」

_(たかみ)「壊した壺の代金」

_(ゆう)「うっ」

_(たかみ)「保釈金」

_(ゆう)「うぅ」

_(たかみ)「悪餓の除霊費用」

_(ゆう)「えっ」

_(たかみ)「壊れた警察署の修繕費」

_(ゆう)「なんで!」

_(たかみ)「悠くん救出に、結界を使わなければ、被害は、もっと少なかったんですが…」

_(ゆう)「え~噓でしょ…」(あんなに苦労して、お札張ったのに…)

_(たかみ)「と、いう訳で…全額、お支払い頂けますか」

_(ゆう)「無理です」

_(たかみ)「では!給料から天引きで、よろしいですね」

_(ゆう)「…はい」

_(たかみ)「あ!後、守護霊の治療費もですね」

_(ゆう)「傷、治せたの⁈」

_(たかみ)「霊力を注いだら、一瞬で治っちゃいましたよ」

_(ゆう)「それだけで?」

_(たかみ)「事務所で待っていますから、ご自分の目で、確かめてみては?」

_(ゆう)「はい」

  タッタッタッ

   事務所へ走る、悠。

  ダッダッダッ

_(ゆう)「事務所って、どこ?」


   探偵事務所が入る、小さなビルを見上げる。

_(ゆう)「ここです」

   扉を開ける、悠。

   お洒落なカフェで寛ぐ、客の視線が、こちらを向く。

_(じょう)「・・・」

  ニコッ

   店主は、首を傾け、微笑みを見せる。

_(ゆう)「えーと…」

_(たかみ)「あ…言い忘れてた。事務所は、二階です」

_(ゆう)「…遅い」

   扉を閉める、悠。

_(ゆう)「階段は?」

_(たかみ)「あっち→」

  ダッダッダッ。バタン!

_(ゆう)「おっさん」

_(つよし)「うん。おお!」

   事務所のソファーに横たわり、ポテトチップスを食べる、剛の後ろ姿。

_(つよし)「遅かったな。おまえも食うか」

_(ゆう)「・・・」

   バッ 

 _(かえで)「痛!」

_(ゆう)「え?」

   悠の振り上げた拳が、顔に当たる。

   目線を上げると、全身を縄で縛られ、宙吊りになった状態の人物が居た。

_(ゆう)「だれ?」

 _(かえで)「あぁ。君は、ボスが言っていた新人くん?」

_(ゆう)「え!なんで…」

 _(かえで)「あ。君も吊るされとく?」

_(ゆう)「だから、なんで⁈」

 _(かえで)「ちょっと、しごごごご…あ()?あ()まに血が・・・」

   楓の顔から、血の色が消えていく。

_(ゆう)「え、えぇー。ど、ど、どうしよう」

_(つよし)「縄を切れば、いいだろう?」

_(ゆう)「そ、そうか…って、おっさんも手伝ってよ」

_(つよし)「おっさん?」

_(ゆう)「え?」

_(つよし)「名前は?」

_(ゆう)「えっと…剛」

_(つよし)「嫌だね!」

_(ゆう)「はぁ~!」

  バチバチバチ。

   互いに、睨み合う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ