表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
=世界を知る  作者: 真知コまち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/48

№_20_ふりがな版

               蛙鳴蝉噪あめいせんそう


  ふかうつむき、がった、もも

 「う…」


 けられた鉄男てつおを、ゆっくりとかせた緒乃葉おのはは、あるしたももう。

「…いついたのちは?」


 「もも守護霊で、たたかう」


相手あいては、なまみ人間にんげんですよ?れい能力ちからは、通用つうようしません」

 スマホをした緒乃葉おのはは、だれかに連絡れんらくる。


 「…なら、人間なまみころす」


「どのように?」

 スマホの会話かいわ中断ちゅうだんし、ももにらむ、緒乃葉おのは


 「それは、かたなとか…じゅうとか…」

  歯切はぎれのわる返答へんとうで、目線めせんらす、もも


悪餓あくがになった人間にんげんに、かたなも、じゅうも、あま効果こうかはありません」

「そもそも、人間なまみころすことは、犯罪はんざいになります」


 「だったら、どうすればいいの!おとおさん・・・」

  そのくずちたももは、かおせ、す。


「…貴方あなたも、きずりまれてしまいましたね」

 通話つうわった緒乃葉おのはは、ももひとごとき、怪我けがったつよしちかづく。


つよし、あいつらを追えますか」


  「おれに、いぬみたいな嗅覚のうりょくは、ぇよ」


「…使つかえませんね。では、人払ひとばらいのおふだを、がしててください」


  「おれも、一応いちおう怪我人けがにんなんだが…」

  

 霊力れいりょくめられたふだを、地面じめんてる、緒乃葉おのは

「そのしゅうたいを、いつまでさらしているつもりですか?」

   

  

  「なんで、おれだけ…」

   かべられたおふだがしながら、文句もんくらす、つよし


 「よう。久方ひさかたぶりだな」

  かれた結界けっかいそとから、緋色ひいろかおす。


  「…さきに、救急車きゅうきゅうしゃとおせ。重症者じゅうしょうしゃが居る」


 「あいつだろ?すべいた。ご愁傷様しゅうしょうさまだな!」

  ひと腹立はらだたせる表情ひょうじょうで、嘲笑あざわらう、緋色ひいろ


  「おい、おい。犯人はんにんは、もう、げたあとだぞ?」

   挑発ちょうはつったつよしが、緋色ひいろあおかえす。


 「は!おまえたちが、がしたんだろ?」


  「あ⁈」

 「ああ⁈」

  たがいにえりつかみ、あたまわせ、火花ひばならす。


「こら!喧嘩けんかをしてないで、役目もくてきたしなさい」

 緋色ひいろ後襟うしろえりつかみ、つよしからがす、ゆき


  「おれは、わったけどな~」

   ほこった表情ひょうじょうつよしは、ゆきおこられる緋色ひいろに、がしたおふだをちらつかせる。


 「…ゆきげた犯人はんにんうぞ」


 「いや、手掛てがかりをさがしに、現場げんばたんでしょ…」

  あきれたゆきが、明後日あさって方向ほうこうはしりだした緋色ひいろを、める。


「お兄様にいさま。さっさと仕事しごとをしろ、馬鹿くそが・・・」

 石段いしだんうえから、いつもとは雰囲気ふんいきちがう?緒乃葉おのはが、三人さんにん見下みくだしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ