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=世界を知る  作者: 真知コまち


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24/48

№_24_晏子之御

~登場人物紹介~

 主人公・・園久そのひさ ゆう

 悠の守護霊・・勘凪かんなぎ つよし 

 探偵・・天張あまばり 緒乃葉おのは

 緒乃葉の守護霊・・虎児里とらじり 爾也そのや

 警察・・節那ふしな 緋色ひいろ

 緋色の守護霊・・淡代あわしろ ゆき

 謎・・羽賀魔はがま てん

 天の守護霊・・朽木くちき 縷射るい

 謎・・未吉みよし りゅう

 龍の守護霊・・紘街ひろまち りん


    刀を振り、龍の守護霊を睨む、緒乃葉。

 _(〘おのは〙)「付与型の守護霊…珍しい能力しゅごれいをお持ちですね?」


_(〘りゅう〙)「肉体を保護する効果は、付与型の、典型的な能力だ」


 _(〘おのは〙)「能力を教えてくださるほどの余裕があると…舐められたものですね!」

    余裕を見せる龍に、刀を振り投げる。

 

   近づいて来る刀を、腕を前に構え、じっと待つ、龍。

_(〘りゅう〙)「燐!」


   タイミングを計り、横に振り払った龍の腕が、刀を弾き飛ばす。

   飛ばされた刀は、宙で動きを止め、再び、龍に襲いかかる。

   守護霊の鎧を、手の甲に纏い、正面から、刀の殴り飛ばす。

   しかし、突き出した拳に、振りかざされた刀が、めり込んだ。


_(〘りゅう〙)「…違う」

   指にめり込んだ刃を、逆の手で、握り止める。

_(〘りゅう〙)「これは…守護霊ののうりょくでは無いな?」 


 _(〘おのは〙)「ええ、本物ですよ。秘刀?って、言うんでしたかね!」

    掴まれた刀を、手の中で暴れさせる。

 

   動き出した刀に驚き、握り折ろうと拳に力を籠めた。

_(〘りゅう〙)「・・・折れない?」

_(〘りゅう〙)「本物の刀にしては、強度が高い…付与の能力⁈」


_(〘おのは〙)「はぁ、騙せていたのに…知られたからには、消さないといけませんね」

_(〘おのは〙)「爾也!」

   差し出した手の平に、刀の鞘が現れる。


_(〘りゅう〙)ものの守護霊?珍しいな…」


 _(〘おのは〙)「刃は、皮膚を焼き、柄は、筋肉を増強させる」

    刀を鞘に戻し、また、刀を抜く。

    緒乃葉の手から落ちた鞘が、姿を消す。

 

_(〘りゅう〙)「?」


_(〘おのは〙)「能力が気になるのでしたら、切られてみては?」

   刀を構え、龍に向かって、走り出す。 


_(〘りゅう〙)「接近戦を挑むか…面白い!」

   近づく緒乃葉に、鎧を解き、殴りかかる。


 _(〘おのは〙)「貴方も、馬鹿そちらのタイプでしたか…」


   突然、地面を蹴り飛んだ緒乃葉が、間合いを詰める。

   構えた拳を、慌てて振り下ろす、龍。

   しかし、加速した緒乃葉の体には、間に合わない。

   下から振り上げられた刃が、龍の皮膚むねを切り裂いた。


_(〘りゅう〙)「なるほど。何となく、理解した…」

   傷を負いながらも、強引に柄を掴み、緒乃葉を引き寄せ、蹴りを撃つ。


  ドーン! 

   龍の蹴りを、片腕で防いだが、衝撃に耐え切れず、吹き飛ばされてしまう。

 _(〘おのは〙)「・・・どうして、傷が無いのかしら?」


_(〘りゅう〙)「悪餓は、人間の体に影響を及ぼす」

_(〘りゅう〙)「だが、上手く扱えば、人知を超えた力を手に入れられる!」


   胸に付いた火傷の傷が、消えてゆく。

_(〘りゅう〙)「人間をやめた我々が、新たな世界を創造する…」

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