表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
=世界を知る  作者: 真知コまち


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

18/48

№_18_悪口雑言

~登場人物紹介~

 主人公・・園久そのひさ ゆう

 悠の守護霊・・勘凪かんなぎ つよし 

 探偵事務所の社長[ボス]・・高見たかみ 夏樹なつき

 探偵・・杉木すぎき かえで

 探偵・・天張あまばり 緒乃葉おのは

 新人探偵[巫女]・・矢真白やましろ もも

 百の父・・矢真白やましろ 鉄男てつお

 謎・・羽賀魔はがま てん


事務所入口~ 


_(〘ゆう〙)「と、いうわけで…」


 _(〘もも〙)「稀代の天才、矢真白 百。よろしくね!」

    お決まりの自己紹介をしながら登場した百を、白い目で見る、悠。


_(〘たかみ〙)「…はい。よろしくお願いしますね、百くん」

   ファイルを持った腕を広げ、百たちを招き入れる、高見。


_(〘たかみ〙)「緒乃葉も、悠さんも、お疲れ様でした。では、次の仕事です」

   資料を綴じたファイルを、悠に手渡す。


_(〘ゆう〙)「あの~」


 _(〘おのは〙)「私に、お任せください。社長の為でしたら、どこへでも参ります!」

    悠に渡されたファイルを取り上げた緒乃葉が、名乗りを挙げる。


_(〘ゆう〙)「いや、休ませてよ!」


_(〘たかみ〙)「休み…ですか?」 

   叫ぶ悠に、不思議そうな表情を見せる、高見。

_(〘たかみ〙)依頼しごと途中なかで、睡眠やすみを取らなかったのですか」


_(〘ゆう〙)「そんな時間、無かったけど…」


_(〘たかみ〙)「あ~楓でしたね…」


  _(〘かえで〙)「ふぁ~おはよ~どうしたの?」

     寝起きの楓が、奥から顔を出す。


_(〘ゆう〙)「・・・」

   休みが無い理由を理解する、悠。


_(〘たかみ〙)「あ、お札!頂いてきましたよね?」

   高見は、ひらいた掌を晒し、悠に、お札を要求する。

   

_(〘ゆう〙)「何の話ですか。聞いてないんだけど…?」


_(〘たかみ〙)「私、お願いしたよね?」

   惚けた笑顔で首を傾げた高見が、緒乃葉に尋ねる。


 _(〘おのは〙)「社長が、間違うわけありません」

    高見に訴える緒乃葉は、振り返り、悠を睨む。

 _(〘おのは〙)「突っ立っていないで、早く、取りに、戻りなさいよ」


_(〘ゆう〙)「・・・は~い」

   怒りを抑えた顔で、事務所を飛び出す、悠。



_(〘ゆう〙)「ふざけるな!」

   蹴り飛ばした石ころが跳ね返り、後ろから付いて来た剛に当たる。

_(〘つよし〙)「痛!」


   怒りが収まらない悠は、頭を抑える剛に詰め寄った。

_(〘ゆう〙)「お願いなんて、聞いてないよね⁈」


_(〘つよし〙)「まず、この傷を謝れよ…」


_(〘ゆう〙)「絶対!社長あっちが忘れてたのに…」

_(〘ゆう〙)「緒乃葉…先輩は、社長信者だから、聞く耳持たないし!」

_(〘ゆう〙)「楓も、百も、薄情者だよ!助けを求めたのに、目線を逸らされた…」

_(〘ゆう〙)「皆、あれだ!あれだよ、あれ」

   不満を吐くが、大事な言葉わるぐちが出てこない、悠。


_(〘つよし〙)「あれって、何だよ…」


   不満を吐きながらも、神社に着いた悠は、社務所の台に身を乗り出し、鉄男を呼ぶ。


_(〘ゆう〙)「すいません。札、お札をください」

   しばらく待つが、返事が無い。


_(〘つよし〙)「居ねぇな?奥を、見に行くか?」

   身体を浮かせ、台を越える、剛。


_(〘ゆう〙)「うん。いってらっしゃ~い」

   社務所奥を覗く剛に、手を振る、悠。


_(〘つよし〙)「俺だけかよ!まあ、いいけど…」

   剛は、文句を言いながらも、奥へ消えて行った。

 

_(〘ゆう〙)「留守?」

 _(〘てん〙)「留守?ここに居るけどな~」


   耳元で囁かれた声に、驚いた悠が、振り返る。


 _(〘てん〙)「こんにちは、悠くん。覚えてる?」


_(〘ゆう〙)「あ~頭の人だ…何でここに?」


 _(〘てん〙)「頭?ふふ。面白いな~悠くんは!そのまま、もっと楽しませてくれるかな?」

    含んだ笑みで、悠を見つめる、天。  


_(〘つよし〙)「逃げろ、悠!」


 ドンッ。

   社務所奥から、壁を衝き破った剛が、吹き飛んできた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ