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SFな世界  作者: 井口ケンショウ
9/9

帰宅途中

真ん中の兄貴と俺の話

まだ地元にいた頃、兄貴を助手席に乗せて家に帰ってた。

結構夜の深い時間帯で雨が降っていたと思う。

家が裏通りに面しており、しかも、自宅前の道路が一方通行ということで、いつも大外回りで帰ってた。

その途中の車一台が通れる狭い道路を走ってた。突き当りを右折すればもう裏道から抜けれるところ。

「危ない!!」

突然、兄が叫んだ。

びっくりして急ブレーキを掛ける。少し前のめりになるぐらい勢いだったので、二人共、必然的に顔を伏せた状態になった。

車が完全に止まって顔を上げた。

「あ、あれ?」

困惑している兄。

「なに?どうした?」

兄に問いかけた。

「いや、目の前に赤い服の女の人がおったんやけど・・・おらんくて」

兄貴が叫んだ時もその前もそんな人歩いてなかった。

そして、そのまま帰った。

というお話。

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