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SFな世界  作者: 井口ケンショウ
8/9

校舎

三十年ほど前、一番上の兄がまだ小学生の頃の話。

その日は雨が降っていた。なので昼休みは、校舎の中で友達と鬼ごっこして遊んでいた。

兄が、鬼から逃げている時、本当は入ってはいけない校舎の最上階に走った。入ってはいけないのは、曰くがあるとかではなく、倉庫として使っていたので、色々物があって危ないからだった。

兄が階段を上がり、反対の階段を降りていると、女の子とすれ違った。兄はその子を避けて鬼から逃げた。

昼休みも下校時間となって帰っている途中にふと気づいた。

ー昼休み階段ですれ違った子見たこと無いなぁ。

後ろ姿だったが、よくよく考えると学校で見たことのない女生徒だった。

おかっぱ頭の小柄な女の子。白の開襟シャツに、今どき見ない真っ赤な吊りスカート。

まるで、ちびまる子ちゃんのような姿のあの子は誰だったんだろう。

というお話。

関係はないとは思いますが、不思議だと思うのは、学校の敷地内に«日露戦争慰霊碑»があったとうことです。

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