ファーストシーズン ログイン4日目
「ピンクお面」だか「ピンク仮面」だかに連れられてブスの待つ部屋についたわたしたち。
「もうおおお、先輩遅いです。」
うるせえぞ!ブス!そう思いながらも表面上は
「遅れてごめん、ブスブス。今日は何をすればいいの?」と尋ねる。
ドサッ
「ブスみんですっ」
そう言って、ブスみんは私たちの前に分厚いアルバムのようなものを置く。
「これ、うちの学校の卒業者名簿だよね」と亜優。
「亜優先輩、そうです。ここの記載されている名前をこのリコール署名用紙に転記する。それが今日の仕事です」
「リコール?って誰の?」私は聞く。
「そんなの決まっているじゃないですか?あの悪徳生徒会長の中田菜未先輩のリコールですよ!」
「なんでそんなことするの?ブス美ちゃん」と亜優
「それはですねえ、この同好会、「可愛い可愛いブスミン同好会」をあの中田生徒会長が潰そうとしているからですよ」
「なんで潰されるんの?」
「それはですね。ラブライブシリーズ謎ルールによって部は5名以上いないと成立しない。いま、この同好会には私だけしかいないから潰すと言うのですよ」
「そうなの!それは酷い話だよね。過去最高裁までいった判例としてはニコニコニーとか言う人が部員1人でも認められた事例はあるじゃない。控訴しないの?」亜優は珍しく少し賢いところを見せる。
「はぁ、裁判とかそんなことよりリコールですよ!リコール!そもそも生徒会長は日本国籍ではないと思います。普通の日本人ならこんな事しませんよ」
「ブス美ちゃん、なんでそんな事わかるの?」と亜優。
「中田奈未と言う名前。左右対称じゃないですか?それだけで察しって感じですよ」
「そうなんだ」
「そうなんだではありません。ブス民はあの悪徳生徒会長が不正受給したなまぽでラノベとか円盤を買っていると確信しております」
「それはけしからんね」とわたしは一応、話を合わせる。
この手の人に反論すると粘着されてめんどくさいからだ。
そして、そんな事より、いつものラブライブルールに沿ってあと4人メンバーを集めればと思ったがもちろん言わない。
「あー先輩、ちゃんと一人づつ字体を変えてください。利き腕じゃないほうで書くのもいいですよ」
「ちなみにブス美ちゃん、この名簿どうしたの?」と亜優は聞く。
「可愛い可愛いブスみんに賛同してくれる人がいたんですよ。あなたには中田菜未を引きずり降ろす適性があるとか言って助けてくれる人がいるんです。名前は忘れましたが・・・」
そんな形でわたしと亜優は数時間、リコール署名書きをさせられた。
しかし
・・・わたしにとってリコール署名とかなんだろう・・・
・・・わたしにとって適性ってなんだろう・・・・




