表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/12

ファーストシーズン★ ログイン1日目

俺は、しがない中年サラリーマンだ。

禿げでデブで臭い。

もちろん糖尿病持ちである。

そしてコロナに罹り自宅療養していたのだが、42度の熱が続き・・・


めんどくさいので以下、省略



「あ、もうこんな時間か」


目覚めた私は、公団のベランダに出る。

いつもの日課だ。

「あはよう」いつも通り、隣に住んでいるわたしの幼馴染が声をかけてくる。

「おはよう亜優」

「はい、これ」亜優はわたしのほうに手を伸ばす。

「ありがとう」わたしは、彼女から渡されたものを見る。

ピンクの包みの飴ちゃんだ。

・・・お前。大阪のおばちゃんかよ・・・

毎朝、亜優はわたしに何かくれる

元気のでる(意味深)飴ちゃんとか

部活の練習をさぼっていいチケットとか・・

彼女いわく「ログインボーナスだそうだ」

でもボーナスって毎日くれるものか?


わたしは亜優に身体を近づける。

うん、今日も亜優は可愛らしい。

さすがは某美少女コンテストファイナリストだ。

自分でも思わず、「私も可愛らしいけど」とか間違って言いそうな感じだ。

まあちょっとしゃくれているけど。


亜優は、すでに高校の制服に着替えている。

そんな亜優の太ももとかお腹とか胸とかを適当に触る。

「もう、あなたくすぐったいよ」

いやがるそぶりをしつつ喜んでいる。

この変態め!

まあ、これで彼女との絆がまた深まったわけだ。


でも・・・


・・・わたしにとって亜夢ってなんだろう・・・


・・・わたしにとってやりたい事ってなんだろう・・・


・・・わたしの夢ってなんだろう・・・


・・・わたしが心躍らせて夢中になれることってなんだろう・・・


【やんでれの亜夢】

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ