第1章 そこは静かな喫茶店だった
「ここが...大都会メグリア...すごい」
これからお世話になる街、メグリアだ。
一人暮らしは初めてで少し緊張するけど、頑張ろう!
そう言えば私の住む所ってどこだっけ?
うーん...まあ、いっか!
都会は初めてで、田舎には無いものが沢山あって、すごい!
これなら小説のアイディアもいっぱい浮かびそう!
ちょっとこの街を散歩してこよっと!
てんててっててれれん
ここは...?喫茶店かな?ちょっと休憩しようかな。
カランカラン
「いらっしゃいませ」
わあ、素敵...年季も入ってて、何だか落ち着く感じがする...
あれ?おじさん1人だけで働いてるのかな?
それに、お客さん少ない...
「ご注文はいかがなさいますか?」
「じゃあ、カプチーノ一つお願いします!」
「かしこまりました」
この街は素敵だなぁ...家族にも写真で送っとこう!
この喫茶店も気に入ったし...この街の何処かに綺麗な景色が見れる場所って何処にあるのかな?
...あれ?なんか大事なことを忘れてる気がする...なんだっけ?
うーん...あと少しで思い出せそう...
「お待たせしました」
「あ、ありがとうございます!」
「ごゆっくり」
...!このカプチーノ美味しい!気がする!
コーヒーの味わかんないけど!
コーヒーにも色んな種類があるんだね。
よし、休憩もしたし、行こうかな...?
私、何処に行くんだっけ?...あ!
何処かの喫茶店に泊まらしてもらうんだった!
...何処の喫茶店なんだろう...
私としたことが...わすれちゃった...
取り敢えず、色んな喫茶店に行って聞けば!
この大都会から...見つかるかな?
多分見つかるよね!この喫茶店にも聞いておかなくちゃ。
「コーヒー美味しかったです!」
「ありがとうございます」
「ちょっと聞きたいことがあるんですけど、聞いても良いですか?」
「はい、私に答えられることなら。」
「私、ハイラビアという所から来た者なんですが、泊まる場所を忘れてしまって...多分、何処かの喫茶店なんですが...」
「もしかして、汐 星叶さんですか?」
「え?あ、はい!そうですが!」
「そうでしたか、それならここがそうですよ。」
「え!?ほんとですか!これは奇跡...いや、運命でしょうか!」
「そうですね」
オーナーは微笑ましそうに彼女を見ながらそう言った。
初めて小説を書かせていただきました。
おかしな点がいくつもあるかとありますが、少しずつ、上手くなっていけたらなと思います。