プロローグ
プロローグ執筆やっとこできました。かなり時間かかってしまいました。
俺は月ヶ峰真斗、○○県○○市にある某○○教育大学に通う初等教育の小学校の先生になりたいと思っている大学四回生の二十三歳の大学生だ。
今は実家に戻りちょっとした帰省してる状態……。
二十三歳で大学四回生って思ってると思うけど別に浪人したわけでもないけど一応現役? 合格で入学はしているし留年もしていない。
ただちょっと高校時代にイジメにあい高校を一年もせずに中退し兄貴の助言で、お袋方の実家のジジの所に住んで暫く農作業手伝い、新たに高校に入って無事卒業して某○○教育大学に現役合格した。
在学中は先生になるための勉学とアルバイトに勤しみ、小学生のとき通っていた母校の教育実習も終了させ、卒論のを仕上げをして実家に一時帰省を冬休みを過ごしてる感じだ。
卒業要件単位で取得できる教員免許状も後期が終わるまで適当に出席していれば問題ない極端に言えば卒業を待つのみだ。
ただ、地元の公立小学校を希望しているため俺は都道府県の教員採用試験を受ける必要があり卒業できてもすぐ先生になれわけでもない。まだまだ先生なれるのは先の話だ。
ちなみに大学生時代にラノベやアニメサークルに入りちょとっこオタクな感じでサークル活動していた。
本家のオタク様に比べて活動は地味でコミケやアキバなどにそれほど行くこともなくワイワイと楽しく趣味の合う仲間たちとアニメやラノベの話し勉学に励むんで大学生時代を過ごした感じだ。
俺の卒論は「発展途上国における初等教育の普及と発展」っと言う内容で簡単に言えばタイトルで丸わかりの卒論だ、ただ教授には知らせていないことがある。
それは発展途上国言う設定は仮のもので実はアニメやラノベの異世界を想定したところもある卒論になっている。
ただ実在する国の国政や生活環境や文化水準なども下調べしておりおかしな卒論にはなってない。
貧しい国の子供達をどうやって幼児教育をさせて初等教育に通わせるかなどのことをまとめたものだ。
異世界の設定は16世紀を想定していたので似たような国を探すのには大変だった、仮装世界なので世界観の設定などファンタジーな部分と現実の世界のバランスがイマイチ難しかった。
まあそんなこんなで卒論も完成しゼミの教授も褒めてくれた。
異世界ファンタジーの大作だ! いや卒論だ! まあ卒論のことはいいー。
実家に戻ると母は久し振りに会えたことで色々と料理を作ってくれ、ちょっと体重が増えた感じがすて自宅に戻ったら少し運動しないとと思った。
そんなある日、散歩がてらいつも遊んでいた実家からちょっと離れた山の中腹にある神社に向かった少し長い階段を息を切らしながら登った。
神社の境内で息を整えながら後ろを振り返ると階段の奥に鳥居がありさらに真っ直ぐな道その先に海が見える。
俺がこの街で好きな場所であり一番思い出深い場所の風景だ。小学生低学年のときに近所の子供たちとここにきてよく遊んでいた、神主さんも優しい人でお菓子や飲み物を出してくれて俺たちも境内を掃除して手伝いなどしたものだ。
ふと懐かしいその場所を見ながら楽しかった小学時代を思い出していた。
残念ながら久しぶりに訪れた神社だがお世話になった神主さんは今日は外出しているそうで会えなかった。
まあ、時間もあるしまた後日にでもここに来ようと思う。
神社にある稲荷様にお祈りをして神社を後にした。
ちょっと強い風が吹き「……ごめんね」って言う声が聞こえた気がした……。
俺はまた長い階段をゆっくり降りながら駅前の方に向かう、駅前からちょっと離れた銀行にお金を下ろしに向かっていた。
駅前のメインストリートを歩いていると下校途中なのか小学生が集団で歩いている――そんなことを思って歩きながらいるとやっと銀行付近に着いてちょっと一息、自動販売機で缶コーヒーを買いゆっくり飲みながら銀行の駐車場でまったりとしていると……。
急に銀行内が騒がしくなり慌てた感じで中年のおじさんが飛び出して来て、駐車場の中央付近で立ち止まり俺を見て「銀行強盗やー危ないで早う逃げや」っと言って携帯電話を取り出して警察に通報していた。
そう聞いて少し慌てているうちに「犯人らしき人物が」刃物を持ったままバイクが置いてある方に駆け寄っいく、俺はふとその先にに視線を向けると小学生らしき女の子が逆方向から駐車場に入ってきて犯人の向かう方向に歩いていた。
明らかに女の子は銀行強盗にきずいていない、危ないっと思いとっさに俺は女の子に近寄って行くと犯人とかち合いった、俺は女の子の方を少し目を向けて「逃げろー」って叫んだ瞬間に横腹に強烈な痛みを感じ痛みで倒れそうになった。
犯人を見ると慌てて逃げようとするがこのままでは女の子も危ない、俺は犯人と絡み合いながら意識が少しずつ薄れていった――それでも薄ていく意識の中で(ちゃんと最終回まで見たかったな――あのアニメ)そんなことをおもいつつ意識がまた遠のくいていく。
『俺も南極大陸行ってみたかったなぁー』
『宇宙よりも《《近い》》場所』
俺はそれが天国か地獄に行くんだなんてその時はそう思えた。
『母さん、父さん、ジジ、兄貴、ごめん……』
そう思うと完全に意識が途切れた……
……休題閑話……
「あー、あー」
『え、えっとここは?』
「なんか自分じゃない不思議な感覚だなぁ、周りの様子もよく分からない、死んじゃったのか、あの子は無事なんだろうか』
「このままじゃ話もできんし」――
『急になんだ、この声はどこから聞こえるんだ…………ここはどこなんだ』
「まあそんなに慌てるな、一旦、儂の世界に肉体と魂を移動させるから詳しいことはそこでじゃな」
と周りには何もない真っ白な光景に一瞬で切り替わった、雲の上なのか?! 真っ平らな空間に仙人風の老人が一人立っていた。
『――天国なのか? かここは………』
「まずは、お主の肉体と魂を仮結びするかのうー」
キーラーっと神々しい光が俺の周囲に集まりゆっくりと包んだ。
(あれれ、刺し傷と服が治ってる)
「さっきの声の方ですか?」
「そうじゃ、ただその肉体はそれほど長く持たないからな、お主には儂の世界で転生してもらう」
「こ、ここは異世界ですか?」
「我が作った特殊な空間じゃ、時間の流れも穏やかでな仮結びを維持するにも優しい空間じゃ」
(なんだろう、仙人風の老人が言ってる事が全然理解できない、状況もわからない)
「まあ無理もないか、さっきまでいたのはお主の世界で言う天国に行く前の、魂を選別するための空間じゃな」
(やっぱ俺、死んじゃったのか――)
「天国や地獄に行ってしまうと異世界転生はできんからな、割込み出来て良かったな」
(救われたのかな? 俺)
「お主の世界の神が詳しい理由は知らんが急遽引き取ってくれと頼まれてな」
「そうですか、ありがとうございます」
「一度完全に死んだ肉体じゃ仮結びはできても儂の世界にと言うわけにはいかんからのう」
(ラ、ラノベの世界のことが現実に!)
「これから儂の世界に転生をしてもらう、ただ手続きや準備があるからのう、ちょこっと時間潰しも兼ねて授業を受けてもらえるかのう」
(一体なんだろう、授業って)
「まあ、困惑するのも無理もないがな、さっそく準備するかのう」
そう言うと仙人風の老人が持つ杖からキラキラっと眩しい光が俺の目に入った瞬間、真っ白な空間だったところになにか色々なものが瞬時にあられた。
……
「ちょっとは落ち着いたかの、儂は創造神じゃ」
「月ヶ峰真斗です、異世界はなにぶん初めてでして、じゃないや、ありがとうございます」
と一礼すると創造神様は笑って
「儂も疲れた、堅苦しいのは嫌いでのうーでは始めるか、レッツゴーゴー」
(レンドリー過ぎ、レッツゴーゴーってなに!)
ここまで読んで頂きありがとうございます
『宇宙よりも遠い場所』いいアニメです。
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神様の授業は 世界観を含めた内容が執筆されています。
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