刹那の幻想は会議室に降り立つ
無欲の聖女二次創作、完結後のネタです。
無欲の聖女本編ラストのネタバレが含まれるので、未読の方は全力回避お願いします。
(WEB版にいないけど文庫1巻に登場した人物(モブキャラ?)4人の名前も出てきます。)
空白入れます
クラスメイトの名前(A~Dの4人は原作文庫版に出演してます、E以降の名前は二次創作設定です。)など、いろいろ二次創作時の独自設定が入ってます。
アライダ、バルバラ、クリスタ、ドロテア、エルネスタ、ゲルタ、ヘルミーナ、イルメラ、ヤスミン。
彼女たちは「精霊の花嫁」レオノーラ・フォン・ハーケンベルグのクラスメイトである。
レオノーラは『事情により長期欠席している』が、ヴァイツゼッカー帝国学院の学生名簿には残っている(学生集会の全会一致で残した)し、今でも彼女たちのクラスメイトであり親友である。
少なくともその日の早朝までは、9人は幸せであった。
レオノーラが帰ってくる数少ない「還俗」の日の午前一番で、友人枠として面会時間を勝ち取ったのだ。
いや、本来ならこんな早い段階で彼女たちに順番が回ってくる可能性はゼロだったところを、レオノーラからの『逆指名』で最初の面会相手に選ばれたのだ。
彼女から受け取ったサシェに毎日祈っていたのが伝わったのかもしれないと思い、レオノーラと精霊に感謝した。
面会場所に指定されたのは帝国学院の小会議室。
扉をノックしようとして、小さな声を聴き、その手が止まる。
「……ればあんなことは絶対しなかったのに……!」
それは偶然聞き取れただけの、小さな声。
しかし、今までに聞いたレオノーラの声にはなかった、血を吐くような苦痛、嘆きを感じさせる声だった…。
ヤスミンは顔色を失い、扉の前で立ちつくす。
その様子を見ていたエルネスタが手ぶりで静かにしているように指示し、わざと大きな声を出す。
「えーっと。この部屋でいいのよね?レオノーラと面会する部屋って。」
続く指示にバルバラが答えて、やはり大声で返事をする。
「ええ。小会議室、この部屋で間違いないわね。
ヤスミン、忘れ物はないわよね?」
「あ、えっと、ちょっと待ってね。大丈夫だとは思うけど、ちょっと見てみる…。
うん、大丈夫。それじゃノックしましょうか。」
レオノーラがこちらに気づいてから落ち着く時間はあったと判断し、ノックをする。
「……はい、今開けますね。」
いつも通りの愛らしく美しい顔。だが、その表情はいつになく曇っている。
涙を拭いたような跡が見えるのも気のせいではないだろう。
「みなさん、おひさしぶりです…。」
「おひさしぶりね、レオノーラ。」
「また会えてうれしいわ。」
……
友人とのひさびさの再会。
一度は永遠にないのではないかとあきらめた、奇跡の一瞬といってもいい。
しかし、その再会は静かなものだった。
レオノーラとの話は、とぎれとぎれなものになっていた。
自分たちの言葉、そして動きの一つ一つにおびえるような、驚くような、そんな反応を見せるレオノーラに、9人は対応に困っていた。
友人に話しかけるだけのために、『恐怖心を抑え、勇気を出して話す』そんな行動が必要になる状態。
レオノーラはまたなにかに追い詰められているのか?
「アライダ、最初に受け取った小銀貨は、今でも大切に磨いています。
バルバラ、青いイヤリングのお土産はステキでした。
クリスタ、ブレスレットを作ってくれましたね。ありがたいです。
ドロテア、リボンをたくさん贈ってくれましたね。
エルネスタ、スカーフを巻いてくれましたね。あの時は逃げて申し訳ないです。
ゲルタ、小物入れを最初に贈ってくれましたね。
ヘルミーナからもらったペンダントの赤い石、いつも輝いていました。
イルメラ、ハンカチを贈ってくれましたね。
ヤスミンからもらった花束は色の組み合わせが素晴らしかったです。
そのほかにもいろいろプレゼント、本当にありがとうございました。」
「どうしたの、そんなにあらたまってお礼だなんて。」
「ええ、たしかに、みんな小さなものばかりだけどプレゼントすることもあったわね。
でも、あなたが今泣きそうな顔になっていることに関係することなのかしら?」
レオノーラは小さくうなずく。
その表情から読み取れるのは『恐怖』、『罪悪感』、いや、『痛み』だろうか?
周りの空間すべてが彼女を傷つける刃となっているようにも思える状態だった。
「あなたたちには、これまでのことを、謝らなくてはいけません…。」
「レオノーラ、謝るようなことをされた覚えはなくてよ。」
「そう、何をされたとしても、私たちは怒らないからね。」
「いえ、今までのたくさんのプレゼント、お返し、できなくなってしまったことを、謝らなくてはいけないと思って」
これは本当にプレゼントだけの話なのか?
軽々しく答えていいような状況ではない。
もっと緊迫した状態であることを、ひしひしと感じさせる空気であった。
クリスタは少し考えて、恐ろしい発想にたどり着く。
『お返しできない』ということは、これから会えなくなる、つまり『還俗』さえもなくなることを言おうとしているのではないかと。
慌てて周りを見渡すと、みんなが同じ結論に達していたようである。
「アライダ、ここは紫龍騎士団に緊急連絡をするべきでしょうか!?
危険が迫っているなら、まず騎士団に相談するのがいいと思うのですが。」
「まずはハーケンベルグ侯爵家に直接伝令を送るべきでは?」
「なにかあったときは王家にも伝令を走らせるようにとの指示もありましたわね。使うところでしょうか?」
「……いえ、『今すぐ』なにかが起きるという話なら、レオノーラがこんなところでとどまっていることはないはず。
悔しいですけれど、別れが来るとしたら私たちより先に伝えたい方々がいることはわかっています。
つまり、なにかが起きるとしても時間はある程度余裕があるのでしょう。今は、レオノーラの話を詳しく聞くべきですわ。
名指しで指定した、ということは、私たちでないといけない理由があるのかもしれませんし。」
「ねえ、レオノーラ。あなたはいつも、自分の悩みは話さないわね。私たちが困っている時には真っ先に助けに来てくれるのに。
私たちの力では解決できないこともたくさんあるとは思うけど、私たちだって話を聞くことくらいならいつでもできるし、決して他には話を漏らさない。『レオノーラの名に懸けて』約束するわ。
だから、少しだけでもいいの、あなたの考えを聞かせてくれないかしら?
なにがあなたを困らせてるの?
あなたを困らせるものがあるなら、私たちはどんな相手でも立ち向かうつもりでいるのよ。みなさんもそうよね?」
8人は迷わず、大きくうなずいた。
「もちろんわたくしたちも同じ気持ちですわ。
ものの数にもならないような力ですけど、レオノーラのためならどんなことでもする覚悟です。」
「……説明、しなくてはいけませんね。」
レオノーラは目を閉じ、深呼吸をし、目を開ける。
恐ろしいものについて語らなければならない。立ち向かわなくてはならない。そんな雰囲気を感じさせた。
「贈り物で服やアクセサリーをもらった時は、身に付けて見せてお礼を言うものだと聞きました、でも、私は身に付けて見せる前に手放してしまったので、見せることはできません。
同じものを買って返すこともできません。だから、謝ることしか、できません。
どうしても、私が、身に着けるものだとは、思えなかったのです…。」
レオノーラが母親であるクラウディア・フォン・ハーケンベルグの喪に服すため、黒一色のサバランを身にまとい、目立たないように生活しようとしていたことは有名である。
贈られたドレスやアクセサリーを『自分が身に着けるものだとは思えなかった』というのも、当然のことだろう。
ドロテアは優しく微笑んで、ゆっくりと話し出した。
「ねえ、レオノーラ。
私たちも、あなたが困る顔を見たくてプレゼントしていたわけではないのよ?
喜んでほしいからプレゼントしてるの。
たしかに、私たちがアクセサリーを選ぶときには、あなたが身に付けている姿を想像して似合いそうな物を選んでいるわ。
だけど、あなたがいつも例の黒いサバランしか着ていないことも、アクセサリーは龍徴の金貨以外はほとんど身に付けないことも、その理由も私たちはみんな知っていたし、その考えを変えてまで身につけることはないだろうということもわかっていたのよ。
それでも贈り続けたのは、ただの私たちのワガママ。受け取ってほしいから渡す、っていうだけなの。
だから、あなたが謝ることはないの。あなたが贈り物に喜んでくれるなら、贈った意味はあるんだから。
ああ、でも、使い道がないものを渡して、迷惑だったかもしれないわね。
あなたを悩ませるようなものだったんだとしたら、もっとほかの形を考えるべきだったのよね。」
「いえ!迷惑だなんてことはありません!
正直に言うなら、当時は、アクセサリーを買うくらいだったら現金でくれればいいのになーとか考えたりもしましたけど、それはこっちの問題ですし!」
確かに『すべてを孤児院に寄付する前提』なら、アクセサリーや花束など買わないで現金のまま渡したほうが、効率的だろう。
そう、レオノーラは、本当に『自分が受け取るものだと思っていなかった』のだ。
プレゼントを受け取るときにいつも見せていた笑顔も、それを最終的に受け取る孤児院の子供たちの笑顔を想像してのものだったのだろうか?
思い返してみれば、レオノーラがプレゼントを受け取るときには、大切そうに受け取り、『傷つけないように』『汚れないように』と言ってすぐにしまい込んでしまっていた。
高級品なら話は別だが、彼女たちが使っている程度の安物のアクセサリーなら、普通に使ってもそう簡単に傷ついたり汚れるようなものではない。
ならば、その汚れとは…?
彼女は『自分が触ると汚れる』と思っていたのではないだろうか…??
その考えに至り、涙がこぼれそうになる。
涙が見られないように、少し下を向きハンカチで押さえる。
「…?どうしましたか、ヘルミーナ?
目にゴミでも入りましたか?」
「……ふふっ、あいかわらずね、『無欲の聖女』レオノーラ。
あなたはこの呼び名が好きではなかったようだけど、会うたびに呼び名が正しかったんだと確信するわ。」
「ヘルミーナもあいかわらず、ですね。
私は無欲なんかじゃないって、何度も言ったはずですけど。」
「そういうところが『無欲』なんだと思うわよ。
でも、今はそんな話をしているときじゃないわね。せっかくの『還俗』の時間がもったいないわ。
ねえ、レオノーラ。さっき言ってたことからすると、あなたは私たちが今まで渡したプレゼントに対する『お礼』ができないことに悩んでた、のよね?」
「はい、同じものを買うほどお金もありませんし、そういうものを売ってるお店もあまり知りませんから、買うのは難しいです。
お金がかからない範囲で、もらった贈り物の代わりになるようなことがあればいいな、と考えていました。」
「もし私たちが『そんなことは気にしなくていいから、今日行きたいところ、会いたい人のところに急いで行きなさい』って言ったとしたら?」
「気にしない、のは、難しいですね。」
これからのレオノーラの人生の中でも、そう多くは無いだろう『還俗』の日。
宝石などより貴重な時間を、おもちゃのようなアクセサリーの代わりに使おうとするレオノーラ。
『そんなことをしている場合ではないでしょう』と叫びたくなるが、彼女は納得するまで引くことはないだろう。
だから、気持ちを抑えて、話を続ける。
「それだったら、『プレゼントに相当する分』私たちのお願いを聞いてくれる?」
「はい。私にできる範囲のことだったら喜んで。」
お願いの内容を言う前にこの返事である。
あいかわらず、レオノーラは『友人』の願いは断ろうとはしない。
いや、そう思うのは少しでもレオノーラの『特別』でいたい私たちの心。
きっと彼女は、初対面の人、そして、二度と会うことがないような人に頼まれても、同じように笑顔で頼みを聞き、『できる範囲』でかなえようとするのだろう。
そう、文字通り、『自分にできる最大限』で。自分を傷つけることであっても躊躇もせずに。
「今日はおいしいお菓子をたくさん持ってきたのよ。
だから、今日はステキな思い出になるように、めいっぱいおしゃれして、お茶会をしましょう。
あなたの姿は、今までのアクセサリーのぶんも、目に焼き付けておくから。
お茶会が終わったら、『お礼』はおしまい。
でも、これだけは覚えておいて。
私たちは、その後も、いつまでも、何があっても『レオノーラの友達』よ。わかった?」
「……はい!」
そして、小会議室では、更衣室に常備してあったそれぞれの予備の制服、私服、ドレスと、手持ちのアクセサリーを使った、小さなファッションショーが行われた。
精霊への誓いを忘れたわけではない。『不用品の再利用』の名目での、せいいっぱいの贅沢である。
「ブルーのドレスがとっても似合いますわ。
レオノーラはどんな服でも着こなしてしまいますね。」
「そうですか?私にはよくわかりませんが、服がいいからよく見えるのかもしれませんね。」
「目線こっちにお願いいたしますわ」
「こうですか?」
「そうです、もうちょっとだけ右を向いていただけるとより美しく見えますわ」
「こんな感じですね?」
「そう、そのポーズが良いんですわ。
もう、最高っていう言葉でも足りないくらい。
ペンが止まらないわ」
「クリスタは絵が上手だったんですね。
そのわりには、美術の授業の時には乗り気でなかったようですけど」
「わたしの絵は写実的なものではないから、文化祭の余興くらいにはなるけど美術と呼ぶ程のものではないのよ。
しょせん『遊び』程度のものということね。でも、今回のように時間が限られているときに数を作る目的だったら役に立てるわ。」
「次に私たちに順番が回ってくるなんて、何十年先かわかりませんからね。
今回は、レオノーラの『逆指名』があったから会えましたけど。
だから、今回の思い出を形に残して何十年先、何百年先まで語り継げるように、形に残しておきたかったのですわ。
クリスタのスケッチは、たくさん複製が作られて全国の教会や学校に飾られることになるでしょうね。」
「たくさん模写、全国に広まる…。
ナッツの瓶詰めとかを持って、宣伝になるようにしたほうがよかったでしょうか?
そうすればスポンサーがついて安く印刷できると思います。」
「ふふっ、レオノーラは面白いことを言うわね。
一時的には商売繁盛するかもしれないけど、レオノーラを利用してお金を稼ごうとなんてしたら、ハーケンベルグ侯爵家にぺちゃんこにされておしまいだと思うわよ。」
もし生き延びたとしてもクリングベイル公爵家、そしてもちろんヴァイツ帝国王家が動き、それも奇跡的にかわしたとしても、とどめにベルンシュタイン財閥が経済的に追い詰めて行く。ダイナミックな自殺にしかならなそうである。
「おじいさまならナッツを買いに出かけそうな気がします。」
「龍撃のクラウス様が…ナッツを買いに?」
「はい。たぶんですけど。
領地の様子を視察する、という名目でこっそりお出かけすることが時々あったそうです。
たぶん、商売すること自体については、あんまり気にしないんじゃないかなと思います。」
「神出鬼没、一投必殺と呼ばれる理由がわかったような気がしますわ。
視察を単独でしているから身軽なんですのね」
「そうみたいですね。人数が少なくても解決できるなら、そのほうが早くていいですね」
「困っている住人のためを思って動いているんですのね。
そうでなければ、侯爵の地位まで昇りつめることもないでしょうけど。」
……
「レオノーラ、クッキーのお味はいかが?」
「ナッツがたくさん入ってて、すごくおいしいです。」
「良かったわ。ゲルタと一緒に評判のいいお店に並んで買ってきたのよ。
行列に並んでお話ししながら待つのって、意外に楽しいものなのね。
フィーネにもあとで送っておかないとね。」
「そういえば、フィーネちゃんは来れなかったんですね。一度会ってみたかったのですが。」
「フィーネは幼年学校の特別授業の日で、どうしても休めなかったそうよ。彼女もとっても会いたがっていたわ。
フランシスも本当なら今日来ていてもおかしくないんだけど、妹が会えないのに自分だけレオノーラに会うわけにはいかないって言って辞退したのよ。律儀よね。」
「エルネスタはフィーネちゃんと仲良しなんですね。」
「もう、レオノーラ、こういう時聞かなきゃいけないのはこっちでしょ?
ねえ、エルネスタ、フランシスさんとずいぶん仲がいいのね~。」
「あいつとはそういうのじゃないんです!
ただ、腐れ縁でいつも一緒にいたし、いろいろ話しやすいからフランシスさんとか呼びたくないだけでっ!」
「…?
楽しいんですか?よくわかりません。」
「ああ、ごめんなさいね。
レオノーラがそういう話が苦手なのはわかってるんだけど、どうしても普段通りの話しようとするとこういう感じになっちゃうのよ。
本当にごめんなさい。自重するわ。」
「いえ、面白い話をしてくれようとしたんですよね?私が面白さがわからないだけで。
それならイルメラが謝ることじゃないと思います。
面白さがわかるように、今度勉強してみます。」
「そんなに深く考えなくていいのよ?
もう、本当に律儀というか融通が利かないというか、難しい性格してるわよねレオノーラは。
まあそのおかげでこのお茶会ができているんだけど。
…そういえば、律儀と言えばフィーネちゃんもよね。
レオノーラ様と会えることになったので休みます、と言えばいくらでも休めると思うのだけど。」
「言われてみればそうね。
間違いなく、学校の授業より優先されるでしょうね。今となっては国家レベルの重要行事ですもの。」
「次に教室に戻った時には質問攻めにあいそうですけどね。」
「全校集会で発表をするくらいのことにはなりそうね。」
「それがいいんじゃないの!
平民組でも関係なく、自分の話を全員が聞いてくれるのよ?
そう、ある意味主役、ヒロインなのよ!?」
「どっちかというと、イベントを見に行けなかった人に自慢するイヤな奴のポジションよね。それ。」
「うらやましがられはするだろうけど、自分が主役とまでは思えないかな…。」
「そうかな…?
でも、それを言ったら私たちだって『自分たちの順番のはずだったのに』って思われてそうよ。」
「そうね、『私のほうが格上よね』って思っている人はたくさんいそうね。」
「まあそうかもしれないけど。
今日だけは、今だけは、レオノーラを独占できてるのよね。
うらやましがるならうらやましがればいいわー!」
『還俗の話に盛り上がる友人たち。
しかし、私は、盛り上がるふりをするだけしかできなかった。
空に輝く星が、少しばかり近づいたとしても、自分に何の関係があるだろうか。
龍の翼があれば、星を掴みに行けるかもしれないが……。
しかし、あの日。星は私たちに降りてきた。
一度だけ、ほんの少しの時間であったが、その日、確かに、彼女は帰ってきたのだ。』
今回は片銅貨を入れる隙がなかった…。
アライダ、バルバラ、クリスタ、ドロテア、エルネスタ、(兄フランシス、妹フィーネ)、ゲルタ、ヘルミーナ、イルメラ、ヤスミン でAからJになってるという勝手設定でした。(10人+アルファベット順で覚えやすい+アライダ~ドロテアの名前までは公式設定、あとは二次です。)