7.1(詩)
何も見えない
何も聞こえない
何も届かない
遠い海の向こうの世界には
友人に手を引かれ
銃をとる
おまえと仲間になった時から
それは解っていた
命は分かち合うものだと
九つ目のストーリーは
ねじ曲げられてしまった
おまえの命は
遠い海の向こうの世界へと
押し流された
雑草を抜くだけだ
おまえはそう豪語する
全ては限定的であると
雑草を抜くことは
宣戦布告の合図
隣町の民たちは
怯えている
雑草を除去することで
おまえが死に
星条旗が輝くと
貴族の決めたことには
誰も逆らえない
これは階級闘争だ
72年のあの日から
全ては定められていた
それは平和の旗を押し切り
今日という日に結実した
縛られた手を
自由に解き放ってはならない
九つ目のストーリーが
その手にある限り