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巻き込まれ賢者  作者: 八尋
18/19

18 情報

ギルド長「で、ワインは確保してくれたの?」

賢司「昨日全部飲んじゃいました♪」

ギルド長「・・・orz」

スー「まぁ街に戻ればまだいくらでもあるしのぅ。そんなに落ち込むな、若者よ」

次の日

ギルドに行くと張り紙がしてあった

’『不死者の街』について

 ギルド員からの有益な情報があり、現在その街への

 探索者の出入りを禁止しています。

 情報の精査を行い、結果しだいによってはダンジョン指定を

 取り消すことも検討しています。

 このたびは迷惑をおかけすることを陳謝します。

 探索者ギルド ジーベン支部長フェルス          ’


ふむふむ。これって。

スーさんよかったね、としか言えないけれど、願っていたような結果になりそうだな。


昨日はかなり飲んでたみたいだからちゃんと帰れたのか心配だったけど。

そういえばスケルトンが飲んで酔っ払うことはあるらしい。

やっぱり個人差があるのか、と聞いてみたら

「ははは!生前弱かった奴は皆飲めぬわい!なぜなのかはわからぬがな!」

と言っていた



さてさて。それじゃ最初の目的、強くなって俺たちを召喚した奴らに痛い目を見せるために、だ。

情報は力なり。といってもこの生活水準だったら紙は高いだろうし書物には期待していない。

ではどうやって情報を集めるのか?

ここでよく考えてほしい。各地を移動することが多いのはどんな職の人だ?

そう、商人だ

そしてライアさん、彼女は大店の店長のようだし、ここは一つ聞いてみよう。





「え?最近城が魔族に襲われた国、ですか?すいませんが知りません。お役に立てず申し訳ないです」

聞いてみて気が付いたけど、これ一週間もたってない出来事だし、おそらくここは遠くの町だろうから情報がなくても当たり前だな。


「でも…。私たち魔族が攻めようと考える国ならかなり絞り込めますね。」




・・・・・・・・・・・・・・・え?



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