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8巡目

 ブロッコリー……(こいつ誰と喋ってんだ……?)

 一人で怒ってるしおのんがキモチワルくなって……


(こういうのは関わらない方が良いな……。)


 ブロッコリー走って逃げて行った……。

 しおのん ハッとした時……もう其処には誰も居なかった。

(Oh!No!!)


 しおのん (ドコダ……カリフラワサマ……ハドコイッタ)

 しおのん……兎に角カリフラワーを探しました。

 怖いです。壊れてます。オーラ出てます。

 カリフラワー様!!しおのん果たして見つけられるのか。


 その頃カリフラワー様は、教務室から、先生との話を終えたところでした。

「あー。図書館の本借りるの忘れた……。戻ろうかな……。めんどいな……。」

 グチりながらも図書館の方へ戻って行きました。



***


 カリフラワー様が図書館の扉のノブに手を掛けようとしたら……扉の隙間から変なオーラが出ていました。

 カリフラワー様 一瞬ためらったが……いつも通りノブに手を掛け扉を開けた瞬間……!


「暗……!」


 図書館の中は一カ所だけ何処よりも暗かったのでぃす。

 其処に居る人物は…………そう しおのん。

 どよ~~んとしているその場所……


「先生。其処に居る変なのどけてまらえません?」

 カリフラワー様が先生に言った。

「え?あぁ……そっとしておいてあげて。」

「何で?」

 先生、カリフラワー様に事のあらすじを話す(先生はあまり知らないので自分の知ってる分だけ)。


「……で、あんなカンジになっちゃったの。」

「ふ~~ん。」

 カリフラワー様、しおのんの方へ行く。(おっ!慰めるのか!?)



 ベシッ!



「イタイナァ!ナニスルンデスカ!?」(外国人風に……)

「お前ジャマなんだケド。とっとと其処どいて他のトコに行ってよ」

 しおのん ハッと気付く 愛しい愛しいカリフラワー様!


「…………(しおのん)」 しおのん何も言えなくなってしまいました。

(しおのん!今だチョコを渡せ!チョコは無事だろ!)


 しおのん チョコを渡せるのか!



***


 しおのん頭まっ白のまま一分経過。カリフラワー様、一分も待てなかったのか、別の場所に座って本を読んでます。


「ハッ!」


 しおのんこの辺で漸く、チョコをあげるチャンス!という事に気付く。

 急いでポケットの中を探す……がチョコが見当たらない。

 実はさっきしおのんが頭まっ白になってるときに手に持っていたのを、カリフラワー(様)が別の場所に隠したのだった。(紙袋に入ってた為チョコだと気付かなかったらしい。気付いてたら食べたのに……と後日語ってました。)


 そんな事知らない訳だから自分の周り(だけ)を探しまくるしおのん。それに漸く気付いたカリフラワーがしおのんに……


「お前が持ってたヤツならそこら辺に隠しといたから。」

「マジっすか。」


 この発言の後、カリフラワーは読んでる本を借りて、図書館を出てしまった。


 どうする、しおのん!?



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