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7巡目

 ドラゴンくん食べた後、

「案外うまく出来て……」

最後まで言い切れませんでした。


 しおのん。オーラが出てます。怖いです。

 ドラゴンくん……動けません。喋れません。


 しおのんは言った。

「クッタナ……テメ、クイヤガッタナ……」 (外国人風味で)

 近くに通りかかった先生もオーラに掛って失神。


 その後ドラゴンくんの事を見た人は数日間居なかったとか……。



 廊下でドラゴンくんを退治(?)させた後、再び図書館へ。生徒会の会議が終わった後のカリフラワーはちょっと疲れたっぽいです。

 しおのんイよイよです。


「カリフラワ~。」


 呼びました。



***


「あっ?」

 カリフラワー様……素っ気無いでぃす。

 しおのんションボリ(T_T)……でも それでも メゲナイ いじらしさ!(!?)


「あっ……あの……」

 しおのんやっぱりちゃんと喋れません。

「あっ…………の……コッ……コッ…………コ……」

 しおのんガンバッテ!


 でもカリフラワー様は

「何!?」 相も変わらず素っ気無い……。


「こっ……こ…………あの……」

 しおのん喋れない! その時……!


「あのさ、カリフラワー」

 この声は……!とも考えず しおのん目をギラつかせて 振り向くと!


 ブロッコリーでした! しおのん……真っ白……


「あっ?あぁ」

 しおのん 次のブロッコリーの言葉で……!


「先生呼んでたよ」

「んー」


 しおのん 背景にカミナリ走りました。


(今、会って二度目のコイツを殺そうか)

 あぁ、カリフラワー様が行ってしまう!

 しおのん少女コミックみたいに涙を流して 少女コミック定番のポーズで走っていくカリフラワー様を……


 しおのん カリフラワー様が去っていくと 凄い顔でブロッコリーを睨みつける!

 ブロッコリー ピンチ!さぁ、ブロッコリーどうなる!?



***


「てめぇ さっきだけ(?)じゃなくて今もジャマしようとすんのかぁ(怒)!」

 しおのん手をボキボキやりながらブロッコリーの方へ。しかしブロッコリーはしおのんを見ようともせずに真っ直ぐ図書館を出て帰りの仕度。

「おいっ聞いてんのかよ!」


「あ?何だよお前。んっどっかで見た様な……そうか、あの時ぶつかって来た奴か。で、何の用だ?」

 ボソボソっとブロッコリー。何かしおのんヤル気失せました。自分のコトを知らないヤツに邪魔されるなんて……。


(っていうか、しおのん、一回目は自分が間違えたんじゃ……ヘブッ!)ナレーターヲブタナイデ。

(だってあんたが余計な事を言うからでしょっ!?)……まぁそうなのでしょうが……やっぱヒドイと思うな……ねぇ、読んでるヒトもそう思うよねぇ?



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