表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/16

6巡目

 しおのんびっくり。トボトボ廊下を歩いていると、あの何とも言えない頭が見えました。(後ろ姿)


(いっ居たあぁ♡♡)


 しおのん、花を飛び散らせ、心の中は「世界に1つだけの花」が流れてます。

 しおのん頭人間に向かっ走りそいつにどつきました。手にはチョコレートがありますよ!!


「探してたんだよ!!カリフラワー」


 しおのん、そいつを見ると……

「……ぇっ…………だれ……あんた……」

 痛そうに見ているその人はカリフラワーではありません。

「えっ……カリフラワー様じゃない……。」

 しおのんびっくり!!


「はぁ。俺は、ブロッコリーだよ。カリフラワーじゃない。それに、俺はこれから学習室に行かなくちゃいけないんだ!もう行くよ。全く……何なんだあいつ……」

 ブロッコリーはボソボソ言いながら走って去っていった。


「そんな……カリフラワー様は何処へ……」


 しおのんブロッコリーが生徒会だと気付かずに、また途方に暮れるのである。

 頑張れしおのん。走れ!!


 ……その頃ハゲ三人……。学校に来なくても、皆は知りません。



***


  しおのんショックに打ちひしがれてます。廊下の端のすみっこで体育座りしていじけてマス。

 そしてその後、気を取りなおして、図書館へ Let's Go――!



 しおのん図書館に到着☆(キラーン)


 ガチャリ


 しおのん扉を開ける。中を覗き込む

 すると……!


 そこには愛しい愛しいカリフラワー様が……!


(あっ!いた――!ウレシーイ!)


 しおのん嬉しスギて扉に首を挟まれているコトに気付きません。

 気付くだろ……フツー……。……!フツーじゃないのか。(バキ←殴られた音)

 しおのん!そんな。殴ったらダメですよ!?


(お前が悪いんじゃ!)

 だって本当のコ(バキッ  また……)


 しおのん!そんななぐ手ばっかいないでとっとと渡しなよ!渡す前にそんなオコってたらキレイナカオ デ カリフラワー ニ アエナイデスヨ!?(カタコト言葉でお読み下サイ)


(ハッ!そうだわ!一生懸命つくったんだもの!渡すにはキレイな顔でなきゃ!)

 しおのん意を決して渡しに行きます!


 さあ、ちゃんと渡せるのか!?しおのんガンバテー(カタコト言葉で)



***


 でもまだ首が挟まってた……。ちゃんと外したし、気を取り直してLet's Go!!


 しおのん、カリフラワーを見つめながら歩いて行く。その時、


「アッ!」

 ドテッ。何も無い所でコケました。その音に驚き、読んでた本から目を離して後ろを向いたカリフ……えっ!?違う人じゃん。しおのんびっくり!!!顔を変な色に変えて落としたチョコを拾おうと思ったら、チャンスと思ったのかチョコが動いてマス。


(何っまだ諦めてなかったのか!?)


 しおのん物凄い速さでチョコを掴むと再び袋の中へ……。チョコくん脱出ならず!!!!しおのん、ホッと息を()くと他のチョコも袋の中に入れる。と、その時後ろから近付く怪しい影……。


「おっ何だお前、今年はチロルじゃないのかよ?」

 (えっ誰?)と思いつつ後ろを見ると、何と図書委員超のドラゴン君が……。

「うまそうじゃん。一コくれよ。」


 パクッ。


 あっ、しおのんのチョコ食べられてマス。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ