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200文字シリーズ

花火 [二百文字]

作者: 紅華

 「今日の夜、暇なら花火やろ?」 私は幼馴染に誘われた。


 それに私は「うん」と返事をし、夜に自宅近くの公園に向かう。


 すると彼はもうすでにそこにいて、私を待っていた。


 「早くやろうぜ!!」 彼は私にそう言った。


 けれども、私は彼に引っ越しすることを言わなければならなかった。


 この1週間、私はずっと機会をうかがっていた。


 そして、今がその時。 そう思い私は「引っ越しするの…」と言う。


 しかし返事は「あっそ」の一言だった。

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