「やっと出たね」―― エプスタイン文書の公開資料から削られていたトランプさんのパート。
『エプスタイン事件めぐりトランプ氏の性的暴行疑惑に関する“証言資料”を新たに公開 米司法省』日テレニュース
ずっと「ある」と言われていたトランプによる性的暴行被害の訴え。1980年代、当時13歳の少女が、エプスタインからの紹介でトランプから性的暴行を受けたという証言資料の公開である。
これは以前から度々指摘されてきたもので、文書を精査していたメディア各社からの「資料の欠番部分」の公開請求があり、米国司法省がようやくリリース。司法省は「誤って非公開にされていた」と弁明しているようだが、それを信じる者は誰も……。
聴取記録は、302ファイルに及ぶ。
しかし、物的証拠や第三者による裏付けがないため、「根拠のない虚偽の可能性がある」と処理され、お蔵入りに。だが「関連資料の全てを公開」の宣言は、早くも信頼性を失うこととなった(他の人物たちの「明らかに根拠のない捜査資料」などは、躊躇なく公開されているのだから)。
ちなみに、この女性に対する聴取は計4回行われており、「トランプが登場しない1回目の証言」だけがこれまでに公開されており、ようやく今回、トランプの名前が登場する「残り3回分」の聴取記録が公開される運びとなった。
現在、350万ページ超の文書、2000以上の動画、18万枚超の写真などが公開されているが、総数は600万ページを超えるとされるエプスタインファイル。前半の「まだ、かろうじて表に出せるパート」だけでこの有様。他にも「根拠のない虚偽」として処理されているファイルの中には、無数にやばい資料が隠されているのだろうから、そら恐ろしくなる話である(「ゾロ牧場」に関する証言資料などは、公開中の文書に登場しているのかね?)。―― ちなみにDOJは「これで法令遵守は果たした」とし、「これ以上の資料の公開はしない」とも宣言しているので、文書は「片面だけの印象操作」のような形で終わりを告げることとなりそうだ。
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Geminiに確認したところ、ゾロ牧場の調査資料は、公開文書に含まれているらしく、それによってようやく「再調査」が始まったとの情報も。文書の公開をしていなかったら、こんなヤバイ施設まで隠ぺいしたまま終わっていたということか。
以下、Geminiの回答 ――
1. トランプ氏に関する「隠されていた3回分」の証言内容
司法省が「誤って重複ファイルとして分類していた」と釈明し、2026年3月初旬にようやく再公開された資料には、以下の具体的な供述が含まれていました。
証言の詳細: 1980年代初頭(女性が13歳〜15歳の頃)、エプスタインによってニューヨークまたはニュージャージーでトランプ氏に紹介された。
暴行の内容: 女性はトランプ氏から性的な行為を強要され、それに抵抗してトランプ氏の局部を噛んだと供述。その際、激昂したトランプ氏から顔を殴打されたと述べています。
口封じの脅迫: その後、長年にわたり正体不明の人物から「沈黙を守れ」という脅迫電話が自分や家族にかかってきた。彼女はこれがエプスタイン側の差し金だと信じている。
捜査への不信感: 2019年の4回目の聴取で、FBI捜査官が「トランプ氏についてさらなる情報提供をする意思があるか」と尋ねた際、彼女は「今さら何を話しても、どうせ何も変わらないのではないか」と絶望感を口にし、協力を打ち切った経緯が記されています。
補足: ホワイトハウスおよびトランプ陣営は「これらは100%虚偽であり、何の裏付けもない。バイデン政権下の司法省による政治的な印象操作だ」と完全に否定しています。
2. 「ゾロ牧場」再捜査の衝撃的な新事実
ニューメキシコ州当局(NMDOJ)は、連邦政府から開示された未公開資料に基づき、2026年2月19日にゾロ牧場の捜査を正式に再開しました。
「遺体埋設」の疑い: 公開された2019年のFBI内部メールの中に、「牧場の敷地外に、外国人少女2人の遺体が埋められている」という「未確認」の通報記録が含まれていました。州当局はこの信憑性を確認するため、現場の再調査を検討しています。
組織的人身売買の拠点: 牧場の元マネージャーの証言により、エプスタインが自家用機で「マッサージ師」と称する少女たちを頻繁に運び込み、地元のセラピストも雇い入れて組織的な性的虐待を行っていた実態が浮き彫りになりました。
筆者補足)ゾロ牧場の地下施設の存在と、そこで行われていたとされる人体実験については、解明前の都市伝説の領域なので、各々で調べていただけると助かる。ただ、これまでの内容も、すでに都市伝説レベルの話が「現実」であったところから見ても、完全な虚偽とはならない話であるように考えられている。
3. 現状の懸念点:600万ページの壁
司法省は、現在までに約350万ページを公開しましたが、「総数600万ページ」とされる全容にはまだ250万ページほど足りていません。
「欠番」の存在: メディア(NPRやガーディアン紙など)の調査により、依然として約37ページ分の重要メモや、法執行機関の報告書、ライセンス記録などが、公開データベースから「消えている」か「黒塗りのまま」であることが指摘されています。
司法省の幕引き: 司法省は「これで法令遵守は果たした」としていますが、議会(下院監督委員会)はパム・ボンディ司法長官に対して召喚状を発行しており、強硬姿勢を崩していません。




