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気ままな王子様  作者: もちぞう
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始まり

ちょっと気ままに始めてみました。


これはグランバルト王国の第三王子の物語。


それは物心つく前から始まっていたのだった。


母から乳をもらうときから、知性ある目は、他の者に知られていた。



「あら、生まれたばかりなのに、目がおとなみたいだね第三王子様は、いい指導者になってくれそうな目をしてるね。将来は安泰かしらね。」


「そうね、私にも見せて。本当にいい目をしてるわね、将来が楽しみだわ。」


「あまり泣かない子ですね、もう物心ついたかのようです。不思議ですね。」


「ええ、注意深く見ていて頂戴ね、心配だから。」


「はい、王妃様」



♢           ♢            ♢



俺は第三王子ことルイーズだ。生まれたばかりだが、声は聞こえている、少しこもって聞こえるが、然程問題はないように思われる。



最初は泣いていたが、今は泣き止んでいる。



それから少したって今は、授乳されていた。



おとなの時の記憶がある俺は、恥ずかしい思いをしながらそれを受け入れていた、恥ずかしい。



母乳の味は薄く、味気ないが、不思議と美味しく感じる、まあ、子供だしな気にせずいこう。



それから色々あり、三歳になった。



歩けるようになり、とてとてと廊下を歩いている、もちろんメイドがついて歩いている。



興味が沸き起こり、自由気ままに城の中を歩いているのだった。



成長するのに任せているのか、出歩くのはそんなにハードルが高いわけではない。



現に今も、中庭を散歩中だ。



小さい俺からすると、城内はとても大きく感じられた、それは何もかもがである。



ついてくるメイド、城の柱、庭の木、天井、何から何まで、そう感じられて、不思議な気持ちになっていた。



どんなところに行くのでも新鮮で興味深いのだった。



そういえば俺には、2人の兄と姉が1人いる、第一王子レイブン、第二王子カルム、第一王女エリザベートだ、第一王子は、センターパートミディアムな髪型をしている、金髪だ。



第二王子はボブカットだった、こちらも金髪だ。



第一王女は金髪のウェーブのかかった髪だ、肩まである。



年は9歳8歳7歳である。



俺だけ離れて3歳である。



まあ、特に何かあるというわけではないが、そうなっていた。



散歩に戻る、最近は、図書館にはまっている、そこで魔導書の読み聞かせをしてもらい、部屋で、こっそり魔法の練習をしているのだった。



未だにばれてはいないので、大丈夫だろう、初歩のアクアやファイア、ストーン、ウィンド、など、4種類は使える、ばれないように、使った後は消している。



魔法は出すこともできれば消すこともできる、それが魔法であった。



魔法を使い、魔力を消費して、魔力量を増やす、前世ではそうして増やしていた、なので、今世でも実行していた、魔力切れを起こすとだるくなる。



順調に魔力を増やしていっていた。




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