第8話 どこまであべこべに?
さてと、このスキルがどこまでの範囲で影響を及ぼすのか検証してみよう。
浩二は待ちきれず村を抜けて、ゴブリンのような魔物がいないかと探し始めた。
少しすると狼のような姿をした魔物が現れた。
その魔物は浩二目掛けて走ってきた。獰猛な視線は浩二首筋に向けられている。
浩二はその迫力におされながらも、狼魔物の攻撃を真っ向から受けた。
ダメージを受けることはなかった。
ここまでは予想通りというか、今までにも経験したことがあるのでさほど驚きは無かった。
メインはこれだ
浩二は狼魔物に向かって«ヒール»を放ったのだ。
狼魔物は口から血を吐いた。
狼魔物は訳がわからないといったようすでパニックに陥っていた。
浩二は心のなかでガッツポーズをした。
[あべこべ]は自分が使った魔法自体にも影響を及ぼすのだ。
それが今ので分かった。
今、浩二が使ったのは一番下位のヒールだったがそれでもなかなかのダメージを与えられている。
これは大きな収穫だ。浩二自身が魔物などの敵に対して攻撃出来る手段を持っていることが証明された。
浩二は喜び勇んで狼魔物にもう一度ヒールをかけようとした。次の瞬間、狼魔物は逃げ出した。
だが落ち着いてヒールを放つ。遠隔で使うと本来なら威力が落ちるが[あべこべ]が発動しているとどうなるかも試したかったからだ。
狼魔物はダメージを受けた様子だったが、さっきほどはダメージがないようすだった。
結果に満足した浩二は狼魔物を見逃した。
読んでくださりありがとうございました!!よろしければまた読んでくださいね♪
そしてなんと!
この小説は今日かきはじめたばかりなんですが、200PVもしていただけました!!
皆さん本当にありがとうございます!初心者故になろうの機能もうまく使いこなせていませんが、皆さんのご期待に添えるようにこれから精進してまいります!
最後にお願いがあります!!
よろしければブクマや評価等していただきたいです!笑
実は初めてブクマをしていただいたとき、それを見てどうしようもなく嬉しくなってモチベーション爆上がりして執筆にも熱が入りました!笑
やっぱり人に評価されるってのは嬉しいです!笑
頑張った甲斐があったな、そしてこれからも頑張ろうっていう原動力にもなります!
皆さんのお慈悲を少しばかりお願いします!!笑
次話は本日中にも更新予定です!