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第7話 懐かしいような回復魔法と[あべこべ]の真価

祭の途中ではあったが、浩二は待ちきれず回復魔法書を開いた。


浩二は不思議に思った。さっき初めてみたはずなのに何故かずっと前から知っていたような気さえするのだ。


使い方が手をとるようにわかる。浩二は無意識のうちに何かを詠唱していた。


   

              «ヒール»


言い終わった瞬間、浩二は我を思い出した。

ハッとする。しかし時すでに遅し。


「ぐっっっは、、、ふぅ...」



体中に痛みが走った。だがポーションを飲んだときほどの痛みはない。

しかしこれでようやく確定した。

この体は回復するとダメージを受ける。間違いない。


そうなっている原因は... [あべこべ]であろう。


このスキルは回復という事象を[あべこべ]にしている。


全く、迷惑なスキルだ...

だが強い。あまりにも強すぎる。

このスキルはダメージさえ[あべこべ]にしてしまうのだ。


そう、つまり攻撃を受けるとダメージを受けるのではな寧ろHPが回復するのだ。

そう考えるとゴブリンに刺されたときのことも合点がいく。

あの時はあくまでも可能性だったがもうほぼ確実だ。


少なくとも俺は、まともに戦っても文字通り死なないだろう。



[あべこべ]...か...

このスキルは冗談抜きでヤバいかもしれない。

次回はあべこべがどこまで影響を及ぼすのか検証します!

お楽しみに!!

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