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第1話 テンプレ的な異世界転移 

俺は阿部 浩二(あべ こうじ) 

何処にでもいるサラリーマン...だったはずなんだが、どうしたもんか。。。


目の前に広がる清々しいほどの草原を前に浩二は一人、こう思った。


ヤバくね? 


浩二は焦った。それはそれは焦りまくった。何故なら見渡す限り人工物が見えないのだから。


よし、一旦落ち着こう。


そう呟き、浩二は深呼吸した。


少し冷たい風がほほを撫でる。



そしてしばしの瞑想のあとにこう考えた。


ん?異世界転生的な?いやでも体はそのまんまだから転移か、、、。


しかしそこで浩二はあることに気づいた!!


いやどっちにしろやべええええええええ!!!!


その絶叫は辺り一帯に木霊した。




いやそんなはずはない!きっとこれは何かの間違いで、家じゃなくて森に帰って来てしまったのだ!

  


そんな風に目の前のことから目を背けていると、視界の端に何かが写り混んだ。

浩二がそれに目線を向けると、突然、視界いっぱいにそれが広がった。


「ん?すてーたす??」


そう、それはゲーム内でよくみる所謂ステータスウィンドウというやつだった。


これを目にして、浩二は安堵した。何故なら現実では有り得ないものだからだ。


「はぁーよかった~!夢かあ!!そうとわかったらこの風も心地よく感じてきたぞ!」


だが直後、浩二はあることに気づいたのだ。

そう、感覚が有るのだ。それもはっきりと。

風どころか土の感触すらある。


浩二は冷や汗をかいた。そう、夢ならば感覚などある訳がないのだ。


「うん。そうか。そういうことか。うん。はい。」


語彙力を失った浩二は半ばやけくそ気味にステータスに目をやった。

そして目に写ったのは・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コージ Lv1


HP 10

MP 3

素早さ 2

力 3


[スキル]あべこべ

効果:あべこべにする


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あまりに貧弱そうなステータスだった。


「え?いや弱すぎね?村人Aでももうちょい強いって。てかこのスキル何?!絶対はずれじゃん!」




浩二の悲観的な叫び声につられてか、木陰から醜悪な見た目をしたゴブリンが飛び出して来た。


「ぎゃぁぁぁあ!いや無理無理無理」


こうじ は にげだした !!


しかし ゴブリン に 回り込まれてしまった !!


こんな茶番をしているうちにゴブリンが浩二に向かって走り出し、剣を浩二に突き刺した。


「ぐはぁぁ!!痛っっっっ、、、くない??」


浩二は困惑した。

ゴブリンの方に目をやると、ゴブリンも困惑していた。


当たり前だ。剣を突き刺した相手が一切傷を負っていないのだから。

ゴブリンも気味が悪くなったのか浩二の体に刺した剣はそのままに一目散に逃げ出していった。


そして浩二はある異変に気がついた。


「ん?体がぽかぽかするぞ?」


もしや、浩二はそう考え、おそるおそる剣を体から抜いて自らの指先を押し当てた。

本来ならば当然だが指が切れ、血が出るであろう。

しかし、浩二の体にはなんの傷もできなかった。

というかさっきと同じように指先がぽかぽかしている。何か聖なる力すら感じる。


そこで浩二はとある仮説を立てた。もしかすると自分はダメージを受けるとそれとは反対に体力が回復するのではないか、と


その仮説を検証すべく、浩二は当てもなく歩み始めた。




皆さま、はじめまして!御影 綾と申します!

私はこの作品が処女作の執筆初心者でございます!

なのでよろしければ皆さまの嘘偽りのないご意見をお聞かせください!

皆さまのアドバイスを参考に、成長していきたいです!

まだ中学生ですけど若いからこそ吸収できるものもあると思ってます!笑


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



この皆さまが読んでくださったであろう第一話。実はめちゃくちゃ悩みました。

それは転移の仕方、そしてスキルを認識する方法です。

どちらも結局面白みのないものになってしまいましたが。笑

本当はこんなはずじゃ無かったんです!笑


まぁそんなことはおいといて、こんな拙い文章を読んでくださり本当に感謝しています!

よろしければ読んで感じた違和感のあるところとか教えてください!


これからどんどん更新していきます!

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