表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/80

3-13 開戦

報告もないまま更新できなくてすみません。色々と用事が立て込んで書けませんでした。また同じようなことがあれば、ページ下部の作者Twitterから更新情報を見てください。

今回の話でいよいよ日本が開戦です。

―――1938年12月8日、ハワイ


オアフ島のレーダーステーションには、訓練として管制官役をやっていた未熟なパイロットとその補佐役の中尉がいた。


「中尉、レーダーに50機以上の飛行機の編隊が映っていますが・・・」


「おそらく友軍の飛行機だろう。気にするな」


パイロットの心配する声に、中尉はそんな返答をした。それが日本軍の攻撃隊だとは知らずに・・・


―――オアフ島、ホイラー飛行場


「ん?何だあれは?」


飛行場にいる兵が、上空に飛行隊がいるのを見つけた。今日、友軍の飛行隊が飛来してくるかどうか確認していると、その時・・・


ドオオオォンッ!


「な、何の音だ!?」


突如、格納庫の方で大きな爆発音がした。日本の急降下爆撃隊が飛行場に急降下爆撃を仕掛けたのだ。


「司令部より入電!日本がアメリカに宣戦布告した!これは演習ではない!」


飛行場にそんな声が大きく響いた。攻撃の直前、日本が宣戦布告をしたのだ。

その後、攻撃隊はハレイワ飛行場、バーバースポイント飛行場、ヒッカム飛行場などにも襲来し、ハワイの基地の飛行機はことごとく破壊された。


―――真珠湾


真珠湾にいる太平洋艦隊は、各艦の甲板に水兵たちが集まり、国歌を演奏していた。演奏が終わる頃、飛行隊が襲来した。


「おい、あれはまさか・・・日本軍機じゃないよな?」


「そんなわけないだろう。日本軍がここまで来るなんて、いくらなんでもあり得ない」


水兵たちは、さっき日本から宣戦布告を受けたことを知っていたが、真珠湾まで来るとは夢にも思っていなかった。しかし・・・上空にいたのは、流星や彗星などの日本軍機だった。


その後、停泊中の艦艇への集中攻撃が行われた。アメリカ軍はほとんど無抵抗のまま、アリゾナ、オクラホマ、ウエストバージニア、カリフォルニア、ネバダ、テネシーが沈没。その他の駆逐艦や巡洋艦などもほとんどが沈没し、損傷艦も損傷がひどかった。

艦艇への攻撃の後、第二次攻撃隊が発艦。損傷艦に追い打ちをかけ、ドックや重油タンクを攻撃。ドックは損傷がひどく、重油タンクは破壊されて400万バレルの重油が漏れ出た。ハワイの航空機も200機近くが破壊された。


真珠湾攻撃によって太平洋艦隊はほぼ壊滅した。損傷艦を修理するためのドックもしばらくの間使えなくなり、重油タンクが破壊されたことで、本土からの供給が来るまで艦隊を動かせなくなった。



一方、マレー半島では日本軍が強襲上陸。マレー作戦を開始した。

こうして、大東亜戦争の火蓋が切って落とされた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ