私、種族名を並べました。
短い&半端、明日も更新するから許してください。
「(待て、待つのじゃ。流石に全部が全部滅びたわけじゃあるまい? この通り妾、スライムは存在しておるわけじゃし)」
「(確かに完全に絶滅したかではないですけど)」
私はほっとして息を……吐けないんだったスライムだから。
絶滅っていてもきっとあれだよね? 弱小種族が淘汰されちゃって全体的に半分くらいになったとかそういう奴だよね?
「(あれは残っておるじゃろう? 火吹き爬虫類もといドラゴン種、無駄に強い、無駄に尊大、無駄に強欲な奴らのことじゃ、今もきっと他の種族を虐げていたりするんじゃろ?」
「(えっと、ドラゴンは捨てるところないですからね、数も少なかったですからあっという間に狩りつくされちゃってます。今もどこか秘境にこっそりと生きているかもしれないですが、一般世間では過去の生き物ですね)」
意外な奴が脱落していた。
でもまだわからない、生きているかもしれないだし。
「(じゃあ奴らはどうじゃ? 吸血鬼、気取り屋でいけ好かない連中が多かったがあいつらは命無き物の王とでもいうべき不死者の親玉じゃし……しぶとく国を作っておったりしない? 街でもいいんじゃが》」
「(日光を貯めて置ける魔道具が開発された後人間の手で大体灰になったんじゃない? あ、でもハーフが一人生き残っていたっけ?)」
不死者滅ぼされてる。
これは有名どころは軒並みだめかもしれない……ここは確実に生き残っていそうなやつを。
「(ならばオーク! 豚ズラオークはどうじゃ? 連中は異種交配が容易じゃし種族的に子沢山じゃしそう簡単には滅びぬじゃろ)」
「(オークなら、オークの子供ができなくなる毒が開発されて結構早い段階で滅ぼされたわねん。あ、でも品種改良されたポークって種族が生き残っているわ。普通の豚より大きくて賢くてお肉も美味しいのよん)」
なんてこったい、これは本格的に魔物は絶滅しているっぽいぞ。
いつもお読みいただきありがとうございます。