職業訓練校は無意味
ハローワークで履歴書、職務経歴書の書き方やマナー講座、面接対策などの講座を受けていた。
全部タダ。ワーキングプアを脱したい人間に取っては非常にありがたかった。
履歴書、職務経歴書の書き方は先生が厳しかった。
「履歴書の字が汚い」
って理由でその日に2回書かされて腱鞘炎になるかと思った。
これらの授業はためになった。
いや、面接練習は結局運なので、細かい指導はそこまで気にせんでいいかな。
もっと無意味に感じた物がある。
『職業訓練校』だ。
パソコンの訓練校に通おうと思い、ハローワークに行った。期間は3か月。これもタダ。
オレは真面目に訓練校の様子を見学に行った。
クソ真面目なおっさんとチャラチャラした若者に分かれてた。
チャラチャラした者同士が休憩時間にタバコを吸いながら駄弁ってた。
落伍者っぽくてイヤだった。
真面目なおっさんは寝てた。
崖っぷち感が凄かった。
後日、ハローワークに行き、見学に行った所では無い家の近所のパソコン教室で受講する事にした。
その際、女性職員に質問した。
「パソコン教室からどういう所に正社員で行ってますか?」
「うーん・・・正直芳しくないですねぇ」
「受けても決まらないんですか?」
「アルバイトで決まってる方はいますね。吉野家とか・・・」
『それ、パソコン教室行かんでも受かるやろ!』と思ったが口に出さず。
結局、オレが受講しようと思った教室はオレと50代女性の2人しか集まらなかったので中止になった。
アルバイトしか決まらない訓練校に意味は無い。