TVと新聞
TV局、制作会社、スポーツ新聞を受けようとした話
新卒の時にTVの制作会社と新聞社の説明会に行った話。
TVの制作会社ばかりが集まる就職説明会。説明する人の声が小さ過ぎて後ろの方で聞いていた自分は聞き取れずメモが取りにくくてしょうがなかった。
そんなに激務なんかなぁと。
「受けるのであれば」とエントリーシートを渡してくる会社もあった。作文を書かないとダメらしく、「TVを良くするには」みたいな感じのやつだったと思う。
カメラマンやADの話は中々面白いのだが、何せ声が小さかった。
黄金伝説のロケ同行はしんどそうやなと思った。
家に帰りエントリーシートの内容を見ると、ほとんどの会社が作文を課してきた。
それでも、エントリーシートを何社かに出した。全部そこで落ちた。
新聞社で働きたい人用の講座にも行った。
10時~17時まであった。早退不可。当時大学3回生。授業より拘束されるやんけ。
スポーツ新聞が本命だったのでそこは真剣に聞いた。営業で働く人、記者の話、内勤で校閲する人の話などを聞いた。
講師陣はボソボソ喋ってた。講座も終わり講師と僕らで飲みに行く事になった。一緒に講座受けてた立命館大学の奴が感じ悪かった。
チャラくて、人を小馬鹿にした感じの奴らだった。
関関同立は全部賢いと思ってたけど、立命館だけちょっとアホなんちゃうかなとローカル大学に通う身で評価した。
また、別の日に行った合同説明会の日刊スポーツの兄ちゃんは元気良くハキハキ喋ってた。なぜか、こっちの印象になってスポーツ新聞は元気やなと。
TVが文系でスポ紙は体育会系っぽいなと。
ちなみにスポーツ新聞何紙かにエントリーシートを出し筆記試験に駒を進めたのは日刊だけだった。これは多分、家が取ってて読んでる事を書いたからでしょう。
試験内容は時事問題の4択(5択?)だった。
今年の首位打者の打率は?
歴代で一番ヒットを打った打者は?
サッカーの得点王は?
1995年の1ドルは何円?
作文『10年後の今日の記事』
などの問題が出された。
大スポなんて、求人ないのに電話して
「新卒の求人はありませんか?」
って聞いて
「申し訳ございませんが、ありません」
って返された。
あの頃は気合入ってたな。
あの頃の自分のためにも正社員にならないといかん。